卒業研究II
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA40225
コース情報
担当教員: 久森 紀之
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
詳細情報
概要
指導教員との相談で設定した研究テーマに関して,輪講およびディスカッションを通じて,研究に必要な専門的知識の習得・研究方法について習得する.そして,卒業論文の作成を通して,学術論文の書き方を習得する.これらを通じて,カリキュラム・ポリシーである機械工学の学問体系と,物質の理解と材料・デバイスの創成および,ものづくりとシステムの創造というキーテーマを融合した知識を身につけ,社会に貢献する能力の養成を目的とする. なお,対面で実験計画や結果の方向などを行うが,必要に応じてZOOMやMoodle,メールなどを併⽤したオンラインも活用します.対面およびMoodleやメールを併用してディスカッションを行うなど,受講⽣⾃⾝が課題に取り組みやすいような,オンライン形式も活用した卒業論文に取り組む. アクティブ・ラーニングとして,PBL(課題解決型学習),反転授業(知識習得の要素を授業外に済ませ,知識確認等の要素を教室で行う授業形態)およびプレゼンテーション,フィールドワークなども実践する.
目標
1)研究に必要な専門的知識の習得・研究方法について習得し,卒業論文の作成を通して,学術論文の書き方を習得できるようになること. 2)こ のことは,ディプロマ・ポリシーである科学・技術に関する確固たる基礎知識を持ち,新たな物理的価値観の獲得すること. 3)加えて,機能の創造に繋がる独創的技術の開発に貢献できる人材育成の基礎となり,自身の研究をより高いレベルに位置付けるために役立たせること.
授業外の学習
1)輪講およびディスカッション形式であり,その過程で卒業論文の作成や,学術論文の書き方を習得すること. 2)自身がプレゼンを行う際には,これまでの研究内容を十分に整理する.この場合,通常の研究時間に加えて,6時間程度を目安とした準備,予習,予行を行うこと. 3)加えて,プレゼンで得た知識を体系化するための整理を2時間程度確保すること.
所要時間: 360分(6時間)程度
スケジュール
- 第1回から14回にわたって卒業論文の作成に関する基礎的な理論を習得する.また,研究室でしか得ることのできない大型実験装置を用いた実験・演習および解析も併用しながら実施する.実験・演習については,その進捗状況に応じて指導教員の指示に従う.
- 卒業研究・実験(1) -強度,破壊,疲労-
- 卒業研究・実験(2) -微細組織,結晶学-
- 卒業研究・実験(3) -微細組織-
- 進捗報告 -実験結果を伝えるプレゼンテーション-
- 卒業研究・実験(4) -硬さ-
- 卒業研究・実験(5) -粗さ-
- 卒業研究・実験(6) -腐食-
- 進捗報告 -実験結果を伝えるプレゼンテーション-
- 卒業研究・実験(7) -力学特性と微細組織-
- 卒業研究・実験(8) -力学特性と結晶特性-
- 卒業研究・実験(9) -力学特性と腐食特性-
- 実験結果を伝えるプレゼンテーション
- 卒業論文作成 -卒業論文の作成とプレゼンテーション資料の作成-
教科書
Material Science
参考書
書籍情報はありません。