卒業研究I
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA40135
コース情報
担当教員: 平野 哲文
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
70%
詳細情報
概要
卒業研究の具体的なテーマに向けて基礎的な勉強を進める。特に,理論物理学の二つの柱である「量子力学」と「相対性理論」をカバーする「素粒子物理学」を取り上げ,物理学的なものの考え方を習得する。 これらはカリキュラムポリシーの「卒業研究を通して,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を修得し,学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を修得させる。」に基づく。
目標
卒業研究の具体的なテーマにスムーズに取り掛かれるよう土台となる知識,計算手法を身に付ける。量子力学では粒子と波動の二重性,対称性とジェネレータ,調和振動子の生成消滅演算子を用いた考え方を身に付ける。相対性理論では,時間と空間の同等性,ローレンツ変換,テンソル解析を身に付ける。 科学・技術に関する確固たる基礎知識を持ち,新たな物理的価値観の獲得を目指す。 これらはディプロマポリシーにおける「学修した内容を理論・技術的に応用展開することにより,科学・技術の諸問題を解決する能力を身に付け,独創的な研究を推進し,科学・技術のさらなる発展へ貢献する能力」に基づく。
授業外の学習
教科書の該当箇所の予習を行う。(90分/回) 授業では板書で逐一計算を追う時間がないため,授業中で指示された確認問題を通して授業の復習を行う。(100分/回)
所要時間: 授業1回あたり予習90分,復習100分以上
スケジュール
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。1. Dirac Equation and Quantum Electrodynamics 1
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。2. Dirac Equation and Quantum Electrodynamics 2
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。3. Dirac Equation and Quantum Electrodynamics 3
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。4. Dirac Equation and Quantum Electrodynamics 4
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。5. Dirac Equation and Quantum Electrodynamics 5
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。6. Dirac Equation and Quantum Electrodynamics 6
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。7. Gauge Principle 1
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。8. Gauge Principle 2
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。9. Gauge Principle 3
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。10. Gauge Principle 4
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。11. Gauge Principle 5
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。12. Hadrons 1
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。13. Hadrons 2
- 教科書の内容をゼミ形式の発表を行う。14. Hadrons 3
- 適宜飛ばした式変形を追う,演習問題を行うなど
教科書
下記のテキストの該当箇所を用いる。テキストは支給するので購入する必要はない。
Elementary Particle Physics in a Nutshell
著者: C.G.Tully
出版社: 2011
参考書
書籍情報はありません。