卒業研究I
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA40108
コース情報
担当教員: 下村 和彦
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
その他
研究活動への参加状況,研究進捗状況等で総合的に評価する。
詳細情報
概要
これまでに学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を高める内容である。 研究テーマを定め指導教員の指導のもとに研究を行う。教員の指導を受けながら研究を遂行し,その進捗状況についての報告を行う。その過程を通して学生が研究分野の学識を深めることを目的とする。卒業研究Ⅰでは基礎的な事項を対象として研究を行う。 カリキュラム・ポリシーの「先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を修得し,学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を修得させる」,学修を行う。
目標
研究に関連した基礎的学力を向上することができる。 研究目標を達成するための計画・実行・考察という基本的サイクルを身に着けることができるようになる。 半導体,光電磁波に関する十分な知識を持ち,ディプロマポリシーの「学修した内容を理論・技術的に応用展開することにより,科学・技術の諸問題を解決する力を身につけ,独創的な研究を推進し,科学・技術のさらなる発展へ貢献する能力」の修得を目標とする。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回110 分程度) ・研究課題に関して長期的,短期的な研究計画を再考する。 ・実際に行った研究に対して得られた実験結果をまとめ,説明するためのグラフや表を作成する。 ・得られた実験結果の考察を行う。 ・先行研究の論文を検索し,比較検討を行う。 ・実験結果,考察,比較検討を説明するための資料を作成し,プレゼンテーションするための準備を行う。 【復習】(所要時間:各回80 分程度) ・授業内で指摘された内容に応じてプレゼンテーション資料を修正する。 ・指摘された内容をまとめたノートを作成し,研究課題に対する問題点を考察する。 ・研究内容に関連した学術論文を検索し,実験結果の考察を行う。 ・研究計画を必要に応じて修正し,新たな研究計画を作成する。
所要時間: 190分
スケジュール
- 光通信システム
- 半導体(材料)
- 半導体(バンド構造)
- 半導体(電気特性,光特性)
- 結晶成長(種類とその特長)
- 結晶成長(有機金属気相成長)
- 結晶成長(選択成長,ナノ構造成長)
- 量子構造(量子力学)
- 量子構造(量子井戸,ナノワイヤ,量子ドット)
- 光スイッチ
- 吸収・屈折率変化
- 半導体レーザ
- 集積技術
- 研究背景について発表を行う
教科書
テキストは指定しない。
参考書
指導教員の指示に従う
半導体工学
著者: 高橋 清
出版社: 森北出版
半導体フォトニクス工学
著者: 池上 徹彦
出版社: コロナ社
フォトニクス
著者: 末松安晴
出版社: オーム社