<理工共通>電気通信法規

理工学部 - 理工学部共通科目(08年次以降)

SCT82200

コース情報

担当教員: 阪田 徹

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金5

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

その他

講義出席,期末レポート,講義時間中演習問題等により,総合的に判断する。

100%

詳細情報

概要

光ネットワーク・5Gをはじめとしたブロードバンド情報通信ネットワークは,社会のインフラとして不可欠なものとなっている。これら情報通信システムが高度化,多様化するなかで通信関連業務や電気通信設備等の研究開発,製造,運用等に携わる技術者は,電気通信法規に関する知識が必要となる。また,無線従事者,電気通信主任技術者,工事担任者等の国家資格を取得する,あるいは試験科目の一部免除を受けるためには,電波法,電気通信事業法等の法規及び関連省令などの基本的な知識が求められる。本講義では,これらを体系的に習得する。 本講義は,基本対面授業にて実施する。一部の学生がZoomで参加する場合を想定して,Zoom ID等,詳細はLoyola掲示板に掲載するので初回の講義前に確認すること。

目標

ディプロマ・ポリシー「情報通信に関する基礎技術を理解し,情報通信技術の発展にかかわる諸問題を主体的に解決できる能力」の視点で電気通信法規を習得することによって,情報通信に関する基礎技術にかかる電気通信法体系,各法令を理解し,情報通信技術の発展にかかわる諸問題を主体的に解決できる能力の取得を目標とする。 加えて各種国家資格取得に必要な知識レベルを習得するとともに,卒業後関連企業等において通信技術者として実務に必要な知識を身に付ける。

授業外の学習

予習) 法令用語等について,事前配布資料,参考書籍や総務省のWebサイトなどを活用し,予習する。 復習) 授業ノート・メモ等を用いて講義内容を要約してみる。 参考書籍や総務省のWebサイトなどを参照し,法令上の表現の理解を深める。 Loyolaのレポート(演習問題)に回答し,提出する。 予習・復習 各100分程度を目安とする。

所要時間: 200分程度

スケジュール

  1. ガイダンス,電気通信法法令の概要
  2. 無線通信技術の概要
  3. 電波法および関連省令 総則
  4. 電波法および関連省令 無線局の免許
  5. 電波法および関連省令 無線設備
  6. 電波法および関連省令 無線従事者
  7. 電波法および関連省令 無線局の運用
  8. 電波法および関連省令 無線局の監督
  9. 電波法および関連省令 技術基準適合証明
  10. 電気通信事業法および関連省令 電気通信事業法の目的,電気通信業務
  11. 電気通信事業法および関連省令 電気通信事業
  12. 電気通信事業法および関連省令 端末設備,技術基準適合認定
  13. 放送法および関連省令
  14. 有線電気通信法および関連省令

教科書

下記テキストを教科書として使用する。そのほか適宜講師が資料を配布する。

  • 無線技術者のための電波法概説【第2版】

    著者: 相河 聡

    出版社: 森北出版 2012年

参考書

  • 技術者のための情報通信法規教本【新版】

    著者: 吉川 忠久

    出版社: 日本理工出版会 2017年

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