<理工共通>幾何学I(微分幾何)
理工学部 - 情報理工学科
SCT69200
コース情報
担当教員: 大城 佳奈子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
レポート
30%
定期試験
定期試験期間中
70%
詳細情報
概要
本講義では, 曲線や曲面を数学的に扱うことを目標とする. 平面曲線の曲率とその性質, 空間曲線の曲率・捩率とそれらの性質, 空間曲面の局所的な理論を経て, ガウス・ボンネの定理を紹介する. ディプロマポリシー,カリキュラムポリシーとの関係については各学科のでポリシーの遂行上の基礎となる科目です。
目標
曲線や曲面を数学的に扱うことが出来る. 具体的には,以下を目標とする. - 曲線や曲面を式で表示できる - 曲線や曲面の曲がり具合を計算することができる - 曲線や曲面がもつ様々な性質を理解することができる
授業外の学習
予習,復習は授業時間と同程度必要です.
所要時間: 190分以上
スケジュール
- 平面曲線の助変数表示
- 平面曲線の曲率
- 平面曲線の基本定理
- 閉曲線の基本定理・フルネの公式
- 空間曲線,曲率,捩率
- 空間曲線の性質
- 曲面の定義とパラメータ表示
- 第一基本形式
- 第二基本形式
- 主曲率とガウス曲率
- 微分形式
- ストークスの定理
- 曲面の基本方程式
- ガウス-ボンネの定理
教科書
テキスト(教科書)1の内容に基づいて講義を行う。 電子書籍あり:詳しくは上智大学図書館のホームページから電子書籍についての情報を確認して下さい。
曲線と曲面ー微分幾何的アプローチー
著者: 梅原雅顕, 山田光太郎
出版社: 裳華房・2015
参考書
曲線と曲面の微分幾何学
著者: 小林昭七
出版社: 裳華房