<理工共通>電気回路I【機能創造理工学科クラス】
理工学部 - 機能創造理工学科
SCT68101
コース情報
担当教員: 中村 一也
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業内期末試験
授業期間中
45%
中間試験
授業期間中
45%
詳細情報
概要
理工学全般において,特に電気電子工学の基礎として重要な回路について学習する。本講義では先ず,基本的な回路素子である抵抗(R),コイル(L),コンデンサ(C)の特性について学び,次にこれらを組み合わせた回路の基礎的な電気特性,解析法について習得する。主な内容は,回路方程式による解析,テブナンやノートン等の回路の諸定理,微分方程式による回路解析等とし,今後より高度な電気回路や電子回路を学ぶための基礎を習得する。 最終の目標は自然科学分野などの理工学の基礎を学ぶことにより,科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力を習得する。
目標
電気電子工学の基礎として重要な回路を理解することを目標とする。 これより,科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力を養成し自然科学全般,理工学の基礎を修得することが望まれる。
授業外の学習
この授業では特に予習は必要ないが復習に時間をかけることを望まれる。 授業ごとに演習問題を配布する予定である。それらの問題を必ず解くこと。それだけでは不足と考えられる場合には,自分で演習書や問題集を探して,問題の解法を身につけること。(所要時間 授業1回あたり200分ほど)
所要時間: 200分
スケジュール
- イントロダクション,電気回路と回路素子。以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
- 電圧源・電流源
- 回路素子の接続
- 直流回路網方程式(キルヒホッフの法則)
- 電気回路と線形代数
- 重ね合わせの理,テブナンの定理
- ノートンの定理,相反の定理
- ブリッジ回路,Y-Δ変換 及び 中間試験
- キャパシタとインダクタ
- LR回路の過渡現象(回路方程式,初期条件,時定数)
- LR回路の過渡現象(微分方程式の解法,LR回路の短絡),CR回路の過渡現象(充電)
- CR回路の過渡現象(放電),LC回路の過渡現象
- LCR回路の過渡現象
- LCR回路の過渡現象の応用 及び 期末試験
教科書
教員の指示に従う
参考書
書籍情報はありません。