<理工共通>数学BII(多変数微積)【物質生命理工学科,機能創造理工学科クラス】

理工学部 - 機能創造理工学科

SCT67901

コース情報

担当教員: 田中 秀岳

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

10%

レポート

10%

定期試験

定期試験期間中

80%

詳細情報

概要

ベクトル解析の基盤となる多変数関数の偏微分,重積分などを学ぶ。偏微分の応用として多変数関数の極大値・極小値の求め方を,重積分の応用として,積分変数の変換,逐次積分を行うことにより体積や曲面積の求め方を学ぶ。スカラー場,ベクトル場の線積分とグリーンの定理,面積分についても学ぶ。時間が許せば,ストークスの定理,ガウスの発散定理についても解説する。これらの定理は電磁気学など科学のさまざまな分野への応用がある。 カリキュラム・ポリシーである科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力を養成するため,物理学,化学,生物学など自然科学全般,および数学,情報学など理工学の基礎を修得する.

目標

多変数関数の微積分に関する各種理論を習得し,具体的問題に対応できること。 ディプロマポリシーである自然科学分野などの理工学の基礎を学ぶことにより,科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力を取得する.

授業外の学習

参考書に基づいた予習を90分課す. 講義資料を基に復習し,練習問題を解く. 復習に110分を課す.

所要時間: 200 minutes

スケジュール

  1. 連続関数
  2. 偏微分と全微分
  3. 合成関数の微分
  4. 高次偏導関数
  5. 陰関数の定理
  6. テイラーの定理
  7. 多変数関数の極大・極小
  8. 中間試験
  9. 重積分の定義
  10. 逐次積分
  11. 積分変数の変換
  12. 広義積分と重積分の応用
  13. 線積分とグリーンの定理
  14. 曲面・面積分

教科書

講義スライドはMoodle上で配布する.

  • 続 微分積分読本 -多変数-

    著者: 小林昭七

    出版社: 裳華房・2000年

参考書

書籍情報はありません。

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