<理工共通>情報通信工学の基礎

理工学部 - 情報理工学科

SCT67500

コース情報

担当教員: 高橋 浩

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

30%

定期試験

定期試験期間中

30%

中間試験

授業期間中

40%

詳細情報

概要

携帯電話/スマートフォンを用いてwebページの閲覧やSNSの利用,SuicaやPasmoなどのICカードを用いて電車運賃や商品代金の自動支払いなど通信ネットワークを駆使して便利で効率的な社会が実現されている。 本講義ではこのシステムやサービスで用いられている様々な情報通信に関する技術(本学科カリキュラム・ポリシー3)の基本や通信ネットワーク全体の概要を学ぶ。さらに,省エネ社会,持続可能な社会を実現する上で,情報通信技術が果たしている役割についても簡単に紹介する。

目標

(1)情報の信号化や変調,暗号化など情報を伝えるための基礎原理を理解する。 (2)無線通信システム,光ファイバ通信のシステム,インターネットにおけるパケット転送,データの暗号化,誤り訂正の基本原理を理解する。 (3)無線LANやICカードなど,身近な情報通信技術の応用例を理解する。 (4)情報通信技術に様々な科学的,技術的知見が結集されていることを理解し,今後ディプロマポリシーに掲げる「情報通信技術の発展にかかわる諸課題を主体的に解決できる能力」を身につけるための専門科目を学ぶ準備としての基礎知識を得る。

授業外の学習

指定教科書を読み技術の概要を把握する。また,教科書に出てきた技術用語をネット検索し,実社会において技術がどのように用いられているのか,基礎知識を得ておく(予習所要時間60分)。 講義中に学んだこと思い出しながら講義資料を丁寧に読み返し,要点をノートに整理すること。(復習所要時間130分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 講義の概要,デジタル情報の基礎
  2. 送信と受信の基本的なしくみ
  3. 基幹ネットワークと光ファイバ通信
  4. 携帯電話ネットワーク
  5. 身近なワイヤレス通信(無線LAN,Bluetooth,NFC)
  6. 無線LANの進化と次世代無線LAN
  7. インターネットのしくみ
  8. インターネット上のサービス
  9. 中間試験
  10. 通信の信頼性向上と符号化
  11. 通信内容の秘匿と暗号
  12. 身近な情報セキュリティ技術
  13. バーコード(QRコード)とRFID
  14. IoTとセンサネットワーク

教科書

指定の教科書および教員作成のオリジナル教材を使用する

  • はじめて学ぶ情報通信

    著者: 和保孝夫 他

    出版社: コロナ社, 2016年

参考書

書籍情報はありません。

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