<理工共通>データベース

理工学部 - 情報理工学科

SCT63700

コース情報

担当教員: 高岡 詠子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業内期末試験

授業期間中

40%

中間試験

授業期間中

40%

小テスト等

10%

その他

出席,Moodle上の小テストの取り組み具合と中間試験,期末試験を総合して評価する。

0%

詳細情報

概要

仮想店舗の商品・顧客管理,新幹線やフライトの予約管理,学校の成績管理など,企業や団体における業務に関わるデータを扱うのが基幹業務システムである.この中核技術がデータベースである.本授業ではまず,このデータベースに関する基礎的な知識を学ぶ. NoSQLといった新たなデータベースについても学ぶ. 本講義は理工学部のディプロマポリシーにある「多様化する現代社会の抱える科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する能力を備える」科目に相当する。

目標

データベースとそれを使ったシステムの設計ができるようになること SQLやNoSQLについての知識を身につけること なお,講義スケジュールは現時点での予定であり,内容に多少の変更が生じる可能性がある. 本講義はディプロマポリシー「IoT,人工知能,データベース,ソフトウェア工学等の情報の生成・活用・蓄積・流通に関わる基礎技術を理解し,最先端情報技術を利活用・創出できる能力」を身につける科目に相当する。

授業外の学習

【予習】(60分) ・講義資料をダウンロードし内容に目を通す(30分). ・不明な語句について調べ,疑問点を把握しておく(30分). 【復習】(180分) ・講義資料を用いて授業の内容を復習し要約を作成する(60分). ・演習問題・小テストに取り組む(120分).(特に小テストは授業の週の土曜の17:00までに100点にするように取り組む)

所要時間: 各授業の予習復習4時間程度が望ましい

スケジュール

  1. ガイダンス・データベースとは何か? ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる
  2. データベースの構成要素と基本的機能,情報システムの設計とデータベース
  3. データベースの概念スキーマと論理スキーマ
  4. データベースの物理設計
  5. SQL
  6. SQL応用
  7. 中間試験
  8. 正規化
  9. リレーショナル代数・質問処理と最適化
  10. トランザクション処理・障害復旧
  11. 同時実行制御
  12. NoSQL
  13. データベース応用
  14. 期末試験

教科書

以下テキスト1,2を参照しながら授業を進める。3は参考になる部分が多いので購入を勧めるが必須ではない。

  • データベース ー基礎からネット社会での応用までー

    著者: 三木光範・田中美里

    出版社: 共立出版・2015年

  • リレーショナルデータベース入門[第3版]

    著者: 増永良文

    出版社: サイエンス社・2017年

  • リレーショナルデータベースの実践的基礎

    著者: 速水治夫

    出版社: コロナ社,2008

参考書

  • データベース

    著者: 速水治夫

    出版社: オーム社・2010

  • データベースの基礎

    著者: 永田武

    出版社: コロナ社(2011)

  • 楽しく学べるデータベース

    著者: 川越恭二

    出版社: 昭晃堂(2009)

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