<理工共通>材料力学の基礎

理工学部 - 機能創造理工学科

SCT62700

コース情報

担当教員: 張 月琳

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

定期試験

定期試験期間中

60%

中間試験

授業期間中

40%

詳細情報

概要

カリキュラムポリシーに則り,機械工学の体系的修得において,基礎事項である材料力学を整理することで,新たな物理的価値観の獲得や機能の創造に貢献できる能力 を養成する.授業の内容として,外力・内力と変形の関係を学び,連続体に関する構造解析の最も基礎的なところを扱い,構造物の設計に応用していく.構造解析に必要な様々な物理量に関して理解し,力学的な考察からこれらの物理量を求める方法に関して学んでいく.理解を深めるためにできるだけ演習を取り入れる. 機能創造理工学科開講の基礎科目として200レベルに相当する設計者としての基礎知識を提供する.

目標

ディプロマポリシーである「機械工学を体系的に学ぶことにより,新たな物理的価値観の獲得や機能の創造に貢献する能力を身に着ける」ことを目指す科目である. 1)材料力学の分野における基礎知識を修得する. 2)力と変形の関係に関する十分な知識を持ち,それらを応用することができるようになる.

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回 40 分程度). ・学習予定(前回講義の最後に指示)部分の教科書を読んでおく. ・疑問点をノートにまとめる 【復習】(所要時間:各回 150 分程度). ・自筆ノートや教科書を利用して,講義内容を理解できたかを確認する. ・授業後に残った疑問点については,担当教員に質問し解消を図る. ・教科書の章末問題を自力で解答できるようにする.

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 序論・剛体力学の復習
  2. 引張りと圧縮ー力のつり合い・垂直応力
  3. 引張りと圧縮ー応力とひずみ
  4. 引っ張りの応用問題ー不静定問題
  5. 引っ張りの応用問題ートラス
  6. はりの曲げ ーせん断力と曲げモーメント
  7. はりの曲げ ー分布荷重,せん断力と曲げモーメントの関係
  8. 中間試験
  9. はりの曲げ ー断面二次モーメント・曲げひずみと曲げ応力
  10. はりのたわみ曲線
  11. 片持ちはりのたわみ
  12. せん断とねじり
  13. せん断とねじりの応用問題ー伝動軸
  14. せん断とねじりの応用問題ー不静定問題

教科書

最新材料の力学

  • 最新材料の力学

    著者: 邉,藤井,川田編

    出版社: 培風館

参考書

書籍情報はありません。

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