<理工共通>科学技術英語(物理)/ENGL.FOR SCI
理工学部 - 理工学部共通科目(08年次以降)
SCT51501
コース情報
担当教員: 大槻 東巳
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火5
形式: オンデマンド授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
定期試験
定期試験期間中
35%
小テスト等
35%
その他
4回以上欠席のものは不合格とする。
0%
詳細情報
概要
科学技術に国境はなく,英語による情報収集,発信の重要性はますます高まっている。一方,科学技術の文献を読みこなし,様々な形で情報発信するためには,科学技術の文献独特の専門用語を熟知し,論旨を明確にし結論をはっきりと述べる必要がある。これは英会話や文学作品を読むことだけでは,身に付かない。科学技術英語1から3は,こうした科学技術英語を系統的に学ぶ。なお,本課程は文部科学省から現代GP「グローバル社会における系統的科学英語教育」として支援を受けて発足した。 科学技術英語1Cでは,アメリカの高校生が使っている物理の教科書を読み,物理用語の語彙を増やすとともに自然現象の記述を英語で理解し,表現出来ることを目指す。これより理工学部のカリキュラムポリシーである想像力と創造力を身につける基礎を固める。
目標
物理の基本法則を英語で述べられるようにする。また語彙を増やし物理の記事が英語で読めるようにする。これより理工学部のディプロマポリシーである,多様化した現代社会の抱える科学技術の諸問題を文理融合の幅広い視野から解決する能力を備える。
授業外の学習
数式の読み方,講義資料の予習,復習を行うこと。各2時間。
所要時間: 4時間
スケジュール
- 科学における物理学の位置づけを英語で学ぶ(1または2コマ)。
- 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特にこれらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする 1。
- 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特にこれらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする2。
- 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特にこれらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする 3。
- 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特にこれらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする 4。
- 力学で学んだ事項を保存則の立場から学ぶ。
- 高校程度の熱力学を英語で学ぶ。熱機関の振る舞いを英語で理解する。
- 物質について学ぶ。特に元素名を英語で言えるようにする。
- 高校程度の電磁気学を英語で学ぶ。クーロン,ガウス,アンペール,ファラディの法則などを英語で学び,それに関連した自然現象を英語で表現出来るようにする 1。
- 高校程度の電磁気学を英語で学ぶ。クーロン,ガウス,アンペール,ファラディの法則などを英語で学び,それに関連した自然現象を英語で表現出来るようにする 2。
- 高校校程度の波動現象を英語で学ぶ。干渉,屈折などの現象を英語で理解し,多くの具体例にふれる。
- 共鳴,共振現象の物理を学ぶ。
- 現代物理学の基礎を英語で学ぶ。
- 特殊,一般相対性理論を英語で学ぶ。原子力など,社会に関連した科学の話題を英語で学びこの授業のまとめをする。
教科書
アメリカの物理の教科書は手に入りづらいので,以下の教科書を貸与する予定である。
Conceptual Physics
著者: Paul G. Hewitt
出版社: Addison Wesley, 2002
参考書
書籍情報はありません。