<理工共通>科学技術英語(物理)/ENGL.FOR SCI

理工学部 - 理工学部共通科目(08年次以降)

SCT51500

コース情報

担当教員: 足立 匡

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

30%

定期試験

定期試験期間中

20%

中間試験

授業期間中

20%

小テスト等

30%

その他

4回以上欠席のものは不合格とする。

0%

詳細情報

概要

科学技術に国境はなく,英語による情報収集と発信は必須である。一方,科学技術の文献を読みこなし,様々な形で情報発信するためには,科学技術の文献独特の専門用語を熟知し,論旨を明確にし結論をはっきりと述べる必要がある。これは,英会話や文学作品を読むことだけでは身につかない。本講義では,物理に関する英語に焦点を当てる。アメリカの高校生が使っている物理の教科書を読み,物理用語の語彙を増やすとともに自然現象の記述を英語で理解し,表現出来ることを目指す。また,科学技術英語のリーディングを行うなどのアクティブラーニングを実践する。これより,理工学部のカリキュラムポリシーである想像力と創造力を身につける基礎を固める。

目標

物理の基本法則を英語で述べられるようにする。また,語彙を増やし,物理の記事が英語で読めるようにする。これより,理工学部のディプロマポリシーである,多様化した現代社会の抱える科学技術の諸問題を文理融合の幅広い視野から解決する能力を備える。

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回80分程度)。 ・数式の読み方,講義資料についての予習を行う。 【復習】(所要時間:各回 110 分程度) ・授業で習った数式の読み方,科学技術英語の表現や使い方について復習して身につけ,将来の研究に活かす。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス。科学における物理学の位置づけを英語で学ぶ。
  2. 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特に,これらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする(1)。
  3. 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特に,これらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする(2)。
  4. 物理に関するトピックについて英語で学ぶ(1)。
  5. 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特に,これらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする(3)。
  6. 高校程度のニュートン力学を英語で学ぶ。特に,これらの法則とそれに関連した現象を英語で理解し,記述出来るようにする(4)。
  7. 物理に関するトピックについて英語で学ぶ(2)。
  8. 中間試験(前半部分の内容)
  9. 高校程度の熱力学を英語で学ぶ。熱膨張,熱伝導,熱力学第一法則などを英語で理解する。
  10. 物質について学ぶ。特に,元素名を英語で言えるようにする。また,気体,固体,液体の性質を英語で理解する。
  11. 物理に関するトピックについて英語で学ぶ(3)。
  12. 高校程度の電磁気学を英語で学ぶ。クーロン,ガウス,アンペール,ファラディの法則などを英語で学び,それに関連した自然現象を英語で表現出来るようにする(1)。
  13. 高校程度の電磁気学を英語で学ぶ。クーロン,ガウス,アンペール,ファラディの法則などを英語で学び,それに関連した自然現象を英語で表現出来るようにする(2)。
  14. 物理に関するトピックについて英語で学ぶ(4)。

教科書

アメリカの物理の教科書は手に入りづらいので,希望があれば以下の教科書を貸与する予定である。

  • Conceptual Physics

    著者: Paul G. Hewitt

    出版社: Addison Wesley, 2002

参考書

書籍情報はありません。

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