<理工共通>数学BI(微分積分)【機能創造理工学科クラス】
理工学部 - 機能創造理工学科
SCT117E0
コース情報
担当教員: 田中 秀岳
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
リアクションペーパー
レポート
定期試験
定期試験期間中
その他
評価はリアクションペーパー・レポート課題,試験などにより総合的に判断する.
詳細情報
概要
1変数の微分積分学の基礎事項について学ぶ。この科目は,多変数の微分積分,ベクトル解析,微分方程式など引き続いて学ぶ数学の基礎としてだけではなく,物理学・工学などの理工系のあらゆる科目の基礎としても重要である。 具体的内容としては以下の事項について学ぶ予定である。 関数の極限,連続関数,微分方程式・導関数,平均値定理とテーラーの定理,関数の極限,微分積分の基本定理,置換積分・部分積分,原始関数・定積分の計算,面積と級数の収束・発散,べき級数。 カリキュラム・ポリシーである,「科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力を養成するため,物理学,化学,生物学など自然科学全般,および数学,情報学など理工学の基礎を修得する」に関連した数学基礎を修得する。
目標
微分積分学の基礎知識を身につけ,その知識を的確に活用することによって,工学問題を数学的に見る能力と,数学的に解を導く思考力を育成することが本授業の目標である。 ディプロマ・ポリシーである「自然科学分野などの理工学の基礎を学ぶことにより,科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力」の修得を目標とする。
授業外の学習
参考書に基づいた予習を90分課す. 授業内の講義内容をしっかり理解し,関連例題を自ら進んで探して解く演習を110分課す.
所要時間: 200分
スケジュール
- 数の基本性質と数列の極限
- 関数の極限
- 連続関数
- 導関数
- 平均値の定理とテイラーの定理
- コーシーの平均値の定理とロピタルの定理,微分応用
- 中間試験
- 微分積分学の基本定理,定積分の存在と基本性質
- 不定積分の計算
- 定積分の計算
- 広義積分,積分応用
- 級数
- 関数項級数と一様収束
- べき級数
教科書
本講義は決まった教科書は使用しない。
参考書
参考書はあくまで参考書である。授業の内容そのものではない。
演習微分積分
著者: 馬場敬之,高杉豊
出版社: マセマ出版社,2014
工学系の微分積分学
著者: 星賀彰 他,
出版社: 学術出版社,2008