<理工共通>基礎生物学【物質生命理工学科クラス】

理工学部 - 物質生命理工学科

SCT109M1

コース情報

担当教員: 近藤 次郎

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

50%

定期試験

定期試験期間中

50%

詳細情報

概要

理工学部の新入生全員を対象にして,生物学の基礎的知識を教養として身につけることを目的とする。学習項目は,生体を構成する分子,細胞の構造と機能,遺伝情報の伝達と発現,個体の活動と調節など。高校生物の学習内容を復習・確認するとともに,現代生物学の新たな発展,バイオテクノロジーと社会との関わりにも触れる。 本学部のカリキュラムポリシー2に沿って,科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する基礎的な能力を修得させる。

目標

今後の生物系の講義を受けるための基礎となる授業である。そのために,生体分子や,細胞の構造と機能など,生物学の基本的な知識を身に付ける。 本学部のディプロマポリシーに沿って,キリスト教ヒューマニズム精神を理解し,多様化する現代社会の抱える科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する能力を身につけることを到達目標とする。

授業外の学習

あらかじめ配布資料に目を通し,予習しておく(所要時間90分程度)。授業後には100分程度の復習時間を必要とする。毎回の授業期間の最後に,理解を確認するためのリアクションペーパーを課す。翌週の授業で復習時間を取るので,各単元ごとに自分の分からないところを復習しておくこと。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. 細胞の統一性と多様性1
  3. 細胞の統一性と多様性2
  4. 原核生物の構造
  5. 真核生物の構造
  6. 細胞内の分子(炭水化物・脂質)
  7. 細胞内の分子(アミノ酸・タンパク質)
  8. 細胞内の分子(酵素・ビタミン・ミネラル・核酸)
  9. 細胞のエネルギー利用
  10. 遺伝情報の発現
  11. 細胞分裂
  12. 生殖・発生・分化
  13. 遺伝の法則
  14. まとめ

教科書

適宜資料を配布する。

    参考書

    Essential 細胞生物学(原書第3版) Bruce Alberts 他 著,中村桂子・松原謙一 監訳 南江堂 2011年

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