<理工共通>基礎生物学【情報理工学科クラス】
理工学部 - 情報理工学科
SCT109I1
コース情報
担当教員: 新倉 貴子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
定期試験
定期試験期間中
80%
詳細情報
概要
理工学部の新入生全員を対象にして,生物学の基礎的知識を教養として身につけ ることを目的とする.学習項目は,生体を構成する分子,細胞の構造と機能,遺 伝情報の伝達と発現,個体の活動と調節など.高校生物の学習内容を復習・確認 するとともに,現代生物学の新たな発展,バイオテクノロジーと社会との関わり にも触れる. この講義は理工学部のカリキュラムポリシーの1「科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する基礎的な能力を修得させる」科目に相当する。
目標
生物学の基礎的知識を習得する。生物学と他分野の接点を理解し,分野横断的な考え方を認識する。理工学部のディプロマポリシーに掲げる「多様化する現代社会の抱える科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する能力」を身に着ける。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回70 分程度)。 次回予定されている内容に該当するテキストを読み質問等をまとめる。 【復習】(所要時間:各回120 分程度) 自筆ノート・メモ等と配布資料を利用し,講義内容を要約してみる。テキストや参考文献を参照し,理解を深める。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス *以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの内容や回数は変更することがある。
- 細胞:生命の機能単位
- 細胞小器官:細胞の構造
- 細胞膜:構造と機能
- アミノ酸とタンパク質
- タンパク質の機能:酵素とは何か
- 前半のまとめ
- セントラルドグマと生命の起源
- DNAと細胞分裂
- 減数分裂と遺伝
- DNA複製のしくみ
- 遺伝情報の発現
- ウイルスによる感染症
- 遺伝子操作
教科書
指定しない。適宜,資料を配布する。
参考書
「生命科学」実教出版,「Essential細胞生物学」南江堂,「大学生物学の教科書」講談社