光物性
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSPY7010
コース情報
担当教員: 欅田 英之
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
リアクションペーパー
30%
レポート
40%
小テスト等
20%
詳細情報
概要
カリキュラムポリシーで示されているように,この講義は物理学領域としての専門知識を得ることを目的としている。具体的には,光の散乱,反射や屈折といった基本的な現象をはじめとする光と物質との相互作用を,電磁気学および量子力学の観点から説明する。
目標
光によって観測される基本的な現象が統一的に説明できることを理解し,ディプロマ・ポリシーで提唱されているように物理学(光物性)および関連分野(光デバイス,光通信等)において最先端で活躍できる専門知識を身につける。
授業外の学習
レポート:420分 リアクションペーパー:一回当たり100分 復習:一回当たり60分
所要時間: 190分
スケジュール
- 光物性とは
- 光と電磁波
- 電気双極子輻射
- 希薄な媒質における光のふるまい,光散乱
- 高密度な透明媒質中での光のふるまい,反射,屈折
- ローレンツモデル,誘電率の波長依存性
- 金属の光物性
- プラズマ振動,プラズモン
- フォノンによる赤外反射,ポラリトン
- 量子力学の復習
- 時間を含むシュレディンガー方程式
- 二準位原子と古典双極子モデル
- バンド構造とバンド間遷移
- 励起子
教科書
教科書,文献は講義中に適宜紹介する。
参考書
書籍情報はありません。