物理学ゼミナールIIA

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSPY2213

コース情報

担当教員: 桑原 英樹

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月4

形式: 対面授業

レベル: 600

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

50%

授業参加

50%

レポート

0%

その他

発表,解説や討論を総合的に評価する。

0%

詳細情報

概要

修士論文の研究に必要な基礎知識を得るために,関連するテキストを輪講形式で発表し,内容について議論する。その過程を通して,カリキュラム・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力」を身につけることを目的とする。

目標

物質科学・固体物理の研究を遂行していく上で必要な,物質科学・固体物理の基礎を学び,研究の進展に役立たせる。自分の研究に直接役立たせることができなくても,関連する分野の基礎知識として,与えられたテキストの70%以上を理解することを目標とする。このことは,ディプロマ・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,専門知識を用いて人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる人材」の育成である。

授業外の学習

ゼミ形式なので,担当回の発表準備と,他の学生発表分の復習を行う。発表準備,および,復習に必要な時間の目安は,それぞれ,6時間程度と2時間程度である。発表は学期中に5回程度行うため,学期を通しての授業時間外学習時間は48時間(6時間×5+2時間×9)となる。

所要時間: 210分

スケジュール

  1. 量子力学・固体物理の輪講(1) 物質科学および固体物理に関する英語のテキストを輪講形式で読む.1回の講義で,1名の学生が発表する.初回はテキストの紹介と進め方についてのガイダンスとなる。
  2. 量子力学・固体物理の輪講(2) Motivation for quantum mechanics
  3. 量子力学・固体物理の輪講(3) Wave-particle duality
  4. 量子力学・固体物理の輪講(4) The time-independent Schrodinger equation
  5. 量子力学・固体物理の輪講(5) The time-dependent Schrodinger equation
  6. 量子力学・固体物理の輪講(6) Operators
  7. 量子力学・固体物理の輪講(7) Commutators in quantum mechanics
  8. 量子力学・固体物理の輪講(8) Postulates of quantum mechanics
  9. 量子力学・固体物理の輪講(9) The particle in a box
  10. 量子力学・固体物理の輪講(10) The hydrogen atom
  11. 量子力学・固体物理の輪講(11) Perturbation theory
  12. 量子力学・固体物理の輪講(12) The variational method
  13. 量子力学・固体物理の輪講(13) Molecular quantum mechanics
  14. 量子力学・固体物理の輪講(14) Matrix mechanics

教科書

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    参考書

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