物理学ゼミナールIIA

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSPY2173

コース情報

担当教員: 坂間 弘

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木5

形式: 対面授業

レベル: 600

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

その他

発表,解説や討論を総合的に評価する。

100%

詳細情報

概要

修士論文の研究に必要な基礎知識を得るために,関連するテキストを輪講形式で発表し,内容について議論する。アクティブラーニングの方法はディスカッション,プレゼンテーションである。その過程を通して,カリキュラム・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力」を身につけることを目的とする。ゼミナールⅠAでは特定の分野に限定せず,幅広い基本的な知識を高める。

目標

薄膜科学の研究を遂行していく上で必要な,量子力学・物理化学の基礎を学び,研究の進展に役立たせる。与えられたテキストの70%以上を理解することを目標とする。自分の研究に直接役立たせることができなくても,関連する分野(物理学,量子力学, 物理化学)の深い基礎知識が得られる。薄膜科学を修得することは,ディプロマ・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,専門知識を用いて人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる人材」の育成につながる。

授業外の学習

(予習) ・発表内容を検討する(40分) ・必要な文献を読む(60分) ・パワーポイント等で資料を作る(60分) (復習) ・参加者からの質問やコメントを参考にして深い理解が得られるよう努力する(30分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 量子力学と物理化学の輪講(1) 量子力学および物理化学に関する英語のテキストを輪講形式で読む.1回の講義で,1名の学生が発表する.初回はテキストの紹介と進め方についてのガイダンスとなる。
  2. 量子力学と物理化学の輪講(2) シュレディンガー方程式
  3. 量子力学と物理化学の輪講(3) 不確定性理論
  4. 量子力学と物理化学の輪講(4) 交換関係
  5. 量子力学と物理化学の輪講(5) ボルン近似
  6. 量子力学と物理化学の輪講(6) 反応速度論
  7. 量子力学と物理化学の輪講(7) 拡散と反応
  8. 量子力学と物理化学の輪講(8) 光触媒論
  9. 量子力学と物理化学の輪講(9) 触媒表面の物理
  10. 量子力学と物理化学の輪講(10) 触媒表面の化学
  11. 11回の課題を課す
  12. 12回の課題を課す
  13. 13回の課題を課す
  14. 14回の課題を課す

教科書

毎回配布する

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.