物理学ゼミナールIIA
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSPY2153
コース情報
担当教員: 大槻 東巳
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
80%
その他
発表,解説や討論を総合的に評価する。
0%
詳細情報
概要
各担当教員の指導のもと,物理学領域の研究課題に関連した外国語学術教科書を輪番で解説し,討論・発表会を行い,今後修士研究を完成させる上で必要となる物理学分野での基礎知識の向上を目指す。ゼミナールIAでは物理の特定の分野に限定せず,幅広い基本的な知識を高める。その過程を通して,カリキュラム・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力」を身につけることを目的とする。「ゼミナールIA」と「ゼミナールIIA」は合同で行う。
目標
物性物理学における最新の学術研究を理解できるようにする。このことは,ディプロ マ・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,専門知識を用いて人間社会の 発展や地球環境の保全に貢献できる人材」の育成である。
授業外の学習
ゼミ形式なので,担当部分の発表準備と,他の学生発表分の復習を行う。発表準備,およ び,復習に必要な時間の目安は,それぞれ,2時間である。
所要時間: 4時間
スケジュール
- 修士論文作成のために不可欠な知識を得るために,専門的な教科書を指定する。
- 同教科書の輪講1 結晶とは
- 同教科書の輪講2 量子力学の復習
- 同教科書の輪講3 フェルミオンとボゾン
- ここまでのまとめと修士論文との関係を議論1
- 同教科書の輪講4 自由電子論
- 同教科書の輪講5 フェルミ統計と比熱
- 同教科書の輪講6 フェルミ統計と磁性
- ここまでのまとめと修士論文との関係を議論2
- ここまでのまとめと修士論文との関係を議論7 フェルミ液体理論
- ここまでのまとめと修士論文との関係を議論8 強磁性と相転移
- ここまでのまとめと修士論文との関係を議論9 平均場近似
- ここまでのまとめと修士論文との関係を議論3 くりこみ群
- 基礎知識の確認のための発表会1
- 基礎知識の確認のための発表会2
教科書
論文,解説論文
参考書
書籍情報はありません。