物理学ゼミナールIA
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSPY1231
コース情報
担当教員: 平野 哲文
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
70%
詳細情報
概要
クォークグルーオンプラズマや高エネルギー原子核衝突反応に関する最新の論文を読み,ゼミ形式で紹介する。 特定のテーマについて研究を行い,このテーマと周辺について深い専門知識を得るとともに,研究の進め方,まとめ方,研究倫理などを学ぶ。 その過程を通して,カリキュラム・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力」を身につけることを目的とする。
目標
最新の論文を読むことで当該分野の動向を探り,計画的に各自の研究の進展に活かすことができるようになることを目標とする。 ディプロマ・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,専門知識を用いて人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる人材」の育成に直結し,本科目は学生自身の修士論文完成に役立たせるものである。
授業外の学習
予習としてNuclear Physics A, Physical Review C, D, Physical Review Letters, Physics Letters B, arXivなどに載っている最新の論文をチェックし,関連すると思われる論文を読む。(90分/回) 復習として他のメンバーが紹介した論文などを自分でも読み研究に活かす。(100分/回)
所要時間: 授業1回あたり予習復習合わせて190分
スケジュール
- 1.研究テーマを設定し,そのテーマおよび学生の能力に適したスケジュールを組む。
- 2.具体的な研究テーマの設定
- 3.研究背景,動向の調査,関連する先行研究の調査
- 4.先行研究の詳細な論文紹介,先行研究と自分の目指す研究の相違点の議論
- 5.研究準備段階の報告
- 6.関連する論文の輪読(理論論文,実験論文)
- 7.研究進捗状況の中間報告
- 8.これまでに得られた研究成果に基づく議論1
- 9.これまでに得られた研究成果に基づく議論2
- 10.議論を通して進展した研究成果について議論1
- 11.議論を通して進展した研究成果について議論2
- 12.問題点の整理と今後の方針の検討1
- 13.問題点の整理と今後の方針の検討2
- 14.修士論文発表に向けたプレゼンテーションの練習
- 適宜,研究の進捗について議論を行う
教科書
指導教官の指示に従う
参考書
書籍情報はありません。