物理学ゼミナールIA
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSPY1131
コース情報
担当教員: 江馬 一弘
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
50%
その他
発表や討論を総合的に評価する。
30%
詳細情報
概要
修士論文の研究に必要な基礎知識を得るために,関連するテキストを輪講形式で発表し,内容について議論する。その過程を通して,カリキュラム・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力を涵養する」ことを目的とする。
目標
光物理学の研究を遂行していく上で必要な基礎知識を学び,自らの研究の進展に役立たせる。自分の研究に直接役立たせることができなくても,関連する分野の基礎知識として,与えられたテキストの70%以上を理解することを目標とする。このことは,ディプロマ・ポリシーである「1.自分の専門分野以外の自然科学分野あるいは社会科学分野との学際分野も含め広範に学ぶことにより,科学が人間社会や地球環境に与える影響などを多面的にとらえる力 2. 物理学および関連分野において最先端で活躍できる専門知識を身につけるとともに,新分野の開拓や新技術の開発をできる力」を身につけることに繋がる。
授業外の学習
ゼミ形式なので,担当部分の発表準備と,他の学生発表分の復習を行う。発表準備,および,復習に必要な時間の目安は,それぞれ,6時間程度と2時間程度である。発表は学期中に5回程度行うため,学期を通しての授業時間外学習時間は48時間(6時間×5+2時間×9)となる。
所要時間: 3.43時間(206分)
スケジュール
- 量子力学・光学の輪講(1) 量子力学および光学に関する英語のテキストを輪講形式で読む.1回の講義で,2名の学生が発表する.初回はテキストの紹介と進め方についてのガイダンスとなる。
- 量子力学・光学の輪講(2) The wave function
- 量子力学・光学の輪講(3) Time-independent schrodinger equation
- 量子力学・光学の輪講(4) Time-independent perturbation theory
- 量子力学・光学の輪講(5) Time-dependent perturbation theory
- 量子力学・光学の輪講(6) The adiabatic aproximation
- 量子力学・光学の輪講(7) Interband absorption
- 量子力学・光学の輪講(8) Excitons
- 量子力学・光学の輪講(9) Luminescence1
- 量子力学・光学の輪講(10) Luminescence2
- 量子力学・光学の輪講(11) Quantum confinement1
- 量子力学・光学の輪講(12) Quantum confinement2
- 量子力学・光学の輪講(13) Ultrafast dynamics1
- 量子力学・光学の輪講(14) Ultrafast dynamics2
教科書
最新の論文およびテキストを利用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。
参考書
書籍情報はありません。