制御工学特論A
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSME7160
コース情報
担当教員: 曹 文静
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
30%
レポート
50%
その他
リアクションペーパーとレポートの提出率
10%
詳細情報
概要
学部で行った「制御工学基礎」および「システム解析の基礎」に基づいて,さらに高度で複雑なシステムに対応できるような,非線形制御系,多変数制御系に関する解説を行う。この科目はカリキュラムポリシー4の「ものづくりとシステムの創造」に対応した科目である。
目標
学部の制御工学基礎,システム解析の基礎の内容を十分復習し,それに基づいて,非線形制御系,多変数系について理解する。 ● システムの安定性についての意味が理解できるようになる。 ● リアプノフの直接法を用いて簡単な制御系の設計が行えるようになる。 ● 非線形系に対する厳密な線形化を理解し,設計することができるようになる。
授業外の学習
毎回,前回までの内容を理解していることが前提となっているので,必ず復習をしておくこと。復習は2時間以上が望ましい。
所要時間: 毎回予習(60分/回)復習(130分)
スケジュール
- ラプラス変換と微分方程式
- システムの記述 伝達関数
- システムの記述 状態方程式
- システムの安定性
- リアプノフ安定
- リアプノフ関数の設計
- システムの周波数特性
- ナイキスト安定判別
- フィードバック系のハイゲン特性
- スモールゲイン定理と正実性
- 絶対安定と円条件
- 最適レギュレータの円条件
- 期末報告(1)
- 期末報告(2)
教科書
特に指定しない。 プリントを配布する。
参考書
書籍情報はありません。