流体エネルギー変換工学特論

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSME7120

コース情報

担当教員: 渡邉 摩理子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水3

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

40%

授業内期末試験

授業期間中

60%

詳細情報

概要

ポンプ,水車,送風機,圧縮機など,機械と流体との間でエネルギーを変換する機械を流体機械と呼ぶ.本講義では,流体と羽根車の間のエネルギー変換,羽根車内の流れ,流体機械の特異現象や空力騒音について説明する.講義を中心とし,適宜演習を実施する.機械工学領域のカリキュラム・ポリシー2に基づき,流体工学及び流体機械に関する専門知識を修得させる.

目標

機械工学領域のディプロマ・ポリシー2に基づき,流体機械に関する技術開発を行うための専門知識を修得すること.

授業外の学習

テキストを読んで予習する(60分/回) 演習問題を解く(70分/回) 例題や演習を中心に復習する(60分/回)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス,ベルヌーイの定理(エネルギー保存則) ※以下は予定であり,講義の進捗状況により変更する可能性がある.
  2. ターボ機械で伝達されるエネルギー
  3. 運動量理論,管路内流れ
  4. 角運動量理論,流体と羽根車の間のエネルギー変換
  5. 速度三角形,損失・効率
  6. 演習
  7. 遠心羽根車
  8. 遠心羽根車例題・演習
  9. 軸流羽根車
  10. 軸流羽根車例題・演習
  11. 固定流路
  12. 抗力・揚力・翼,次元解析と相似則,ターボ機械の運転
  13. 特異現象,騒音
  14. 期末試験

教科書

講義資料はMoodleに掲示する.

    参考書

    • ターボ機械―入門編―新改訂版

      著者: ターボ機械協会編

      出版社: 日本工業出版・2005

    • 流体機械工学

      著者: 小池勝

      出版社: コロナ社・2009

    • 流体工学の基礎

      著者: 梶島岳夫

      出版社: 森北出版・2022

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