材料力学特論

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSME7010

コース情報

担当教員: 張 月琳

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月4

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業参加

20%

レポート

80%

詳細情報

概要

講義内容としては,弾性力学と塑性力学を学び,材料のマクロ的変形挙動とミクロ的な挙動との関係を理解することによって強度設計や構造解析,材料加工などに応用していく. 理工学専攻開講の科目として500レベル相当するエンジニアとしての基礎知識を提供する.

目標

1)弾塑性力学における基礎知識を修得する. 2)弾性・塑性変形に関する十分な知識を持ち,それらを応用することができるようになる.

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回 50 分程度). 学習予定(前回講義の最後に指示)部分の教科書を読んでおく. 【復習】(所要時間:各回 140 分程度). ・自筆ノートや教科書を利用して,講義内容を理解できたかを確認する. ・教科書の章末問題を自力で解答できるようにする.

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 講義の概要
  2. 材料力学の復習
  3. 弾性力学の基礎方程式
  4. 次元問題の解析
  5. 極座標系における弾性問題
  6. エネルギ原理とその応用
  7. 様々な弾性力学問題
  8. 単純な応力状態における弾塑性問題ー引張・トラス
  9. 単純な応力状態における弾塑性問題ー曲げ・せん断
  10. 降伏条件の一般的表現・具体形
  11. 降伏条件を用いた弾塑性解析例
  12. ひずみ増分理論
  13. 全ひずみ理論と種々の硬化則
  14. 様々な弾塑性問題

教科書

テキスト:弾塑性力学の基礎 著者:吉田総仁 出版社:共立出版株式会社

    参考書

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