機械工学ゼミナールIIA
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSME2603
コース情報
担当教員: YILMAZ Emir
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
レポート
その他
受講者が少なくとも3回は講師となるように講義プランを立てるので,その際の講義準備,配布資料および説明の完成度を50%の重みで評価する.
詳細情報
概要
機械工学,特に精密工学のトライボロジーを対象とした輪講形式の講義である.これを通じて,次の3つの力を身に付けることを目指す. ①対象領域の基礎理論・原理・検討手法・解析手法を理解すること. ②外国語文献に当たることにより,専門的かつ技術的な観点からの語学力の習得を図ること. ③受講者が交互に講師となることで,講義の準備過程を含めた説明力・発表能力の向上を図ること. 「トライボロジー」に関連し学習した基礎知識を理論・技術的に応用展開する能力を修得する.
目標
次の3つの力を身に付けることを目指す. ①対象領域の基礎理論・原理・検討手法・解析手法を理解すること. ②外国語文献に当たることにより,専門的かつ技術的な観点からの語学力の習得を図ること. ③受講者が交互に講師となることで,講義の準備過程を含めた説明力・プレゼンテーション能力の向上を図ること. 「トライボロジー」に学習した基礎知識を理論・技術的に応用展開する能力を修得する.
授業外の学習
研究論文の講読は時間外に行い,定期的指導においては,その内容の報告や自身の研究との比較検討を発表する. 指定された複数の文献を読む(120分) 読んだ文献に関するプレゼンテーション資料作成(120分)
所要時間: 240分
スケジュール
- ガイダンス
- トライボロジーとは
- 固体の表面と接触
- 摩擦
- 潤滑油とグリース
- 境界潤滑と混合潤滑
- 流体潤滑と弾性流体潤滑
- 摩耗
- トライボマテリアルと表面改質
- 摩擦・摩耗試験
- 表面の計測・分析
- 機械要素
- 数値解析によるトライボロジーの演習I
- 数値解析によるトライボロジーの演習II
教科書
資料は講義時に配布する.
はじめてのトライボロジー
著者: 々木 信也, 志摩 政幸, 野口 昭治, 平山 朋子, 地引 達弘, 足立 幸志, 三宅 晃司
出版社: KS理工学専門書
参考書
書籍情報はありません。