機械工学ゼミナールIB
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSME1452
コース情報
担当教員: 一柳 満久
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
研究活動への参加状況,研究進捗状況等で総合的に評価する.
詳細情報
概要
修⼠論⽂の研究に必要な基礎知識を得るために,関連するテキストを輪講形式で発表し,内容について議論する.また,教員の指導を受けながら研究を遂⾏し,その成果について研究発表を⾏う.その過程を通して,機械⼯学領域のカリキュラム・ポリシーである「熱⼯学に関する専⾨知識を修得するとともに,研究の進め⽅,まとめ⽅,研究倫理などを学ぶこと」を⽬的とする.本科⽬は,各⾃に輪読,実験,演習を⾏って頂き,その結果についてプレゼンテーションおよびディスカッションする形式のアクティブ・ラーニングを取り⼊れている.
目標
熱⼯学の研究を遂⾏していく上で必要な基礎(熱⼒学・流体⼒学・計測技術・数値流体⼒学)を学び,研究の進展に役⽴たせる.⾃分の研究に直接役⽴たせることができなくても,関連する分野の基礎知識として,与えられたテキストの70% 程度を理解することを⽬標とする.また,研究の進捗状況を報告・議論し,より⾼いレベルの研究成果を挙げることを⽬標とする.このことは,機械⼯学領域のディプロマ・ポリシーである「専⾨知識を⾝につけ,新技術の開発や新分野の開拓をできる⼒」および「先⾏研究をふまえ,オリジナリティのある研究を遂⾏する⼒」の修得に貢献する.本科⽬は,学⽣⾃⾝の修⼠論⽂執筆に役⽴させるものである.
授業外の学習
毎回の授業ごとに,以下の学習(合計400分)を行うことが求められる. 予習:輪読用のテキストを事前に読み,スライドに要点をまとめる.(200分) 実験または数値計算:各人の研究テーマに沿って,実験または数値計算を実施する.その結果をスライドにまとめる.(200分)
所要時間: 400分
スケジュール
- 熱工学の輪講(1) 速度測定技術の報告および研究進捗発表 実験または演習の準備を実施 ※以下の講義スケジュールは予定であり,授業の進捗状況により変更されることもある
- 熱工学の輪講(2) 温度・圧力測定技術の報告および研究進捗発表 実験または演習の準備を実施
- 熱工学の輪講(3) 粒子径測定技術の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(4) エンジン構造の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(5) エンジンの作動に関する特性の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(6) エンジンの燃焼方式および排出ガス特性の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(7) エンジンの過給方式の特徴の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(8) エンジンの燃料と潤滑油の特性の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(9) エンジンの評価法の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(10) 乱流による輸送現象の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(11) 乱流による運動量および熱の輸送の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(12) 乱流のスペクトル解析の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(13) 数値流体力学の基礎の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(14) 数値流体力学のモデル・解法の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
教科書
指導教員の指示に従う
参考書
指導教員の指示に従う