シミュレーション工学特論
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSIS7020
コース情報
担当教員: ゴンサルベス タッド
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
三つのレポータが課せられ,それぞれの評価点は20点である。 (合計60%)
詳細情報
概要
コンピュータシミュレーション(Computer Simulation)とは,実世界に存在するシステムをコンピュータ上でモデル化するもので,それによってそのシステムがどのように作用するのかをさまざまな観点から観察し,システムの振る舞い(behavior)について予測を立てる学問のことである。つまり,現実に近い状態を人工的に作り出し,さまざまな実験や研究を行うことがシミュレーションの一般的な目的である。本講座で,シミュレーション工学の概念,基本的技法,プログラミング言語,応用などを紹介する。いくつかの講義で,演習として数値シミュレーションと離散型システムシミュレーションを行う。 本講義は 全14回をZoomとMoodleを用いた同時双方向型の授業として実施する。授業のミーティングIDとパスワードは Loyolaの授業掲示板で公開するので,早めに履修登録し授業掲示板を確認すること。Zoom授業は学生の積極的な参加を促すため原則としてビデオオンで行う。 シミュレーションのため,PCとMS エクセルが必要です。WINDOWS PCが望ましい。
目標
モデリング,シミュレーションと科学仮説論理の基礎をしっかり学ぶこと.
授業外の学習
予習】(所要時間:各回 80 分程度) *授業の参考資料を読んでおく。 復習】(所要時間:各回 110 分程度) *授業資料を用いて内容を復習する。 *指定された複数の文献を読む。 *読んだ文献に関する課題に取り組み,ムードルに提出する。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- モデリングとシミュレーションとは?
- 乱数の発生法
- 乱数の検定
- モンテカルロシミュレーション
- モンテカルロシミュレーションレポート作成についてのディスカッション
- 離散型シミュレーション
- 待ち行列理論
- 離散型プログラミング(GPSS 1)
- 離散型プログラミング(GPSS 2)
- 離散型シミュレーションレポート作成についてのディスカッション
- ビジネスコストシミュレーション
- エージェントシミュレーション
- 遺伝的アルゴリズム
- エージェントシミュレーションレポート作成についてのディスカッション
教科書
教材がMOODLEにアップロードされる。
参考書
書籍情報はありません。