情報学ゼミナールIIB
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSIS2264
コース情報
担当教員: 澁谷 智治
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金3
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
50%
授業参加
50%
その他
出席,発表,討論への積極的参加等を総合的に評価します。
0%
詳細情報
概要
情報学領域の研究課題に関連したテキストを輪番で解説し,討論を行い,今後修士研究を完成させる上で必要となる情報学分野での基礎知識の向上を目指す。ゼミナールIB・IIBでは計算理論の基礎に関するテキストを輪読する。
目標
以下の項目を習得することを目標とする。 (1) 情報通信に関する基礎数理分野のテキスト・論文の読み方 (2) 研究紹介の方法
授業外の学習
研究に関連する教科書や論文を指定するので,まずその内容を理解すること。次に,報告会に向けて理解した内容を説明するための資料を作成すること。さらに,分かりやすく説明するための説明の進め方についても検討すること。 一方授業後は,授業中に指摘され箇所について確認し,資料全体の整合性に留意しながら資料中の指摘された箇所を修正すること。 以上の予習・復習には,各回当たり少なくとも5時間以上の準備が必要である。
所要時間: 5時間
スケジュール
- テキスト講読(1) 正規言語
- テキスト講読(2) 文脈自由文法
- テキスト講読(3) オートマトンと言語のまとめ
- テキスト講読(4) Church-Turningの提唱
- テキスト講読(5) 判定可能性
- テキスト講読(6) 帰着可能性
- テキスト講読(7) 計算可能性の理論における先進的な話題
- テキスト講読(8) 計算可能性の理論のまとめ
- テキスト講読(9) 時間の複雑さ
- テキスト講読(10) 領域の複雑さ
- テキスト講読(11) 問題の扱いにくさ
- テキスト講読(12) 計算の複雑さの理論における先進的な話題
- テキスト講読(13) 複雑さの理論のまとめ
- テキスト講読(14) 計算量理論
教科書
最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せずに授業内で案内する。
参考書
書籍情報はありません。