電気エネルギー工学特論
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSEE7060
コース情報
担当教員: 中村 一也
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
60%
レポート
20%
詳細情報
概要
発電・変電について取り扱う。具体的には発変電の概要,水力発電,火力発電,原子力発電,新しい発電,変電の仕組み,変圧器とその運用,開閉設備と短絡容量軽減対策,力率改善計算,監視制御方式と保護継電方式,変電所の設計・試験と運転保守などである。自ら問題意識を持った積極的な出席が必要となる。 これより,電気・電子工学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力を養う。また.電気・電子工学領域が提供する半導体,電力,情報通信などに関する科目を受講し,これらについて専門知識を得させる。
目標
国内外の発電・変電の仕組みを理解することを目標とする。 これより,電気・電子工学および関連分野において最先端で活躍できる専門知識を身につけるとともに,新技術の開発や新分野の開拓をできる力を習得することを目標とする。 これらにより,ディプロマ・ポリシーに規定されているように,電気・電子工学 の領域でその進歩に寄与する専門性と,人間社会や地球環境に与える影響を総合 的にとらえる学際性をもち,人間社会に貢献する能力を獲得する。
授業外の学習
この授業では特に予習は必要ないが復習に時間をかけることを望まれる。 授業ごとに課題を与えるため次回の授業日までに提出する必要がある。(所要時間 授業1回あたり200分ほど)
所要時間: 200分
スケジュール
- イントロダクション,以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
- 発変電の概要
- 水力発電
- 火力発電
- 原子力発電
- 新しい発電
- 変電の仕組み
- 変圧器とその運用
- 開閉設備と短絡容量軽減対策
- 調相設備と電圧,力率改善計算(基礎)
- 調相設備と電圧,力率改善計算(応用)
- 監視制御方式と保護継電方式
- 変電所の設計・試験と運転保守(基礎)
- 変電所の設計・試験と運転保守(応用)
教科書
「発電・変電」電気学会
参考書
参考書 :道上勉『発電・変電』電気学会