電気・電子工学ゼミナールIB
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSEE1222
コース情報
担当教員: 菊池 昭彦
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
発表水準,作成資料,出席,授業参画に基づいて総合的に判断する。
詳細情報
概要
輪講形式で実施する。毎回決められた発表者が各自の研究テーマに関連した英語学術論文について,参考文献や補足資料の内容も併せて,パワーポイントを用いて詳細かつ,わかりやすく説明する。紹介する論文の分量は,フルペーパーは1本以上,レターは2本以上を基準とする。出席者は毎回必ず質問を行って関連分野の知識を深める。指導教員が発表に対して質問や補足説明等を行い,当該分野の研究に関する理解を深める。カリキュラム・ポリシーである「電気・電子工学における半導体関連の専門的知識の習得,英語力の向上」を目指す。
目標
適切な英語学術論文の選定,論文の熟読と理解,参考文献や補足資料の検索と読解,発表資料や配布資料の準備,口頭発表,質疑応答までのプレゼンテーションに関連する総合的な技術を習得する。また,自らの研究テーマに関連した英語の専門学術論文の読解を通して,専門用語や英語表現,専門知識を習得し,当該分野の現状を把握する。さらに,他者の発表を聞くことで,自身の研究テーマから少し離れた研究分野に関しても広く知識を得ることを目指す。 ディプロマ・ポリシーに基づき,電気・電子工学および関連分野において最先端で活躍できる専門知識を身につけるとともに,新技術の開発や新分野の開拓をできる力や国際社会で活躍できる英語力を修得することを目標とする。
授業外の学習
輪講形式であり,自分自身の発表前の準備として,約10時間をかけて英語の主論文および参考文献を十分に読解して発表資料を作成し,発表後の反省と質疑の内容に関する復習を2時間程度行う(合計12時間)。また,他者の発表後は各回2.5時間の復習を行う(合計33時間)。 【重要】文部科学省令「大学設置基準」では,講義・演習科目は「授業外の学習時間を45時間以上必要とする」ことが前提となっているので,相応の時間外学習が必要であることを認識すること。
所要時間: 平均190分
スケジュール
- 授業の進め方についてガイダンスを行う。また,論文の選定方法や発表図面の作成法,発表技術等について指導を受ける。各回のテーマは発表者と指導教員が事前に相談して適宜決定する。したがって下記と異なる場合がある。
- 窒化物半導体に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 有機半導体に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 酸化物半導体に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 発光ダイオードに関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 半導体レーザに関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- フォトニック結晶に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 太陽電池に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 電子デバイスに関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 半導体結晶成長技術に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 半導体ナノ構造に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 半導体ナノ加工に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- 半導体物性評価に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
- ディスプレイ技術に関連する研究分野の英語学術論文について,詳細かつわかりやすくプレゼンテーションによる説明を行う。また,その説明を受け質疑を行う。
教科書
使用しない。
参考書
発表者が配布資料を用意する。