電気・電子工学ゼミナールIA

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSEE1091

コース情報

担当教員: 髙尾 智明

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

30%

その他

論文の理解度,論文の解説と討論の様子,授業態度なども考慮して総合的に判断する。

50%

詳細情報

概要

担当教員の指導のもと,電気・電子工学領域の中でも主に電力分野の研究課題に関連した外国語学術論文を取り上げ,それを受講者が輪番で解説するプレゼンテーション及び討論を行う。プレゼンテーションでは受講者に分かりやすく解説を行い,討論では担当教員や受講者から投げかけられる幅広い視点からの質問に的確に答える必要がある。さらに,他研究室の発表の聴講や討論にも参加することで,自身の研究分野だけではなく,電力分野における幅広い技術を取り扱う。 その過程を通して,カリキュラム・ポリシーにおいて,学生が修士論文を完成させる上で必要となる電気・電子工学に関する専門的知識及び英語文献の読解力を獲得し,今後の新たな展開にも柔軟に対応できる複合知を兼ね備えた専門能力を獲得することを目的とする。

目標

次の3点を主な到達目標とする。 1. 外国語学術論文の読破が可能な語学力をつける。具体的には,特有の Technical Terms や用法について理解する。 2. 外国語学術論文の内容を説明し,討論することで,各受講者が専門とする分野に関する知識を深める。 3. 他研究室の発表を聴講し,討論することで,幅広い分野に関する知識を深める。 これらにより,ディプロマ・ポリシーに規定されているように,電気・電子工学の領域でその進歩に寄与する専門性と,人間社会や地球環境に与える影響を総合的にとらえる学際性をもち,人間社会に貢献する能力を獲得するとともに,グローバル化の進展に対応するため,社会で活躍できるレベルの英語力を獲得する。

授業外の学習

毎回の授業前後は以下の学習(合計190分)が求められる。 ・各受講者が発表した内容を復習する(90~190分) ・自分が発表する場合,準備を行う(100分) なお,発表では専門外の人にも分かるように背景の説明等も含めてプレゼンする。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス (以下の順番は受講者によって一部異なる)
  2. 文献調査技術の解説
  3. 外国語文献の選定と読破
  4. 外国語文献を紹介するプレゼンテーション・ディスカッション1
  5. 他人のプレゼンテーションの聴講・ディスカッション2
  6. 他人のプレゼンテーションの聴講・ディスカッション3
  7. 他人のプレゼンテーションの聴講・ディスカッション4
  8. 前半の総括
  9. 外国語文献の選定と読破
  10. 外国語文献を紹介するプレゼンテーション・ディスカッション5
  11. 他人のプレゼンテーションの聴講・ディスカッション6
  12. 他人のプレゼンテーションの聴講・ディスカッション7
  13. 他人のプレゼンテーションの聴講・ディスカッション8
  14. 後半の総括

教科書

学生ごとに異なる文献を選択する。自ら文献を探すか,指導教員が指定する。

    参考書

    プレゼンテーションの準備に必要な関連資料は各自で探す。

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