物理学序論
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSCT7100
コース情報
担当教員: 桑原 英樹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
50%
リアクションペーパー
25%
レポート
25%
詳細情報
概要
核・素粒子,原子・分子,固体物性の各分野に関する一般的理解と今日的な研究課題について物理学領域全教員により輪講形式で講義を行う。本講義を通じてカリキュラム・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力」を身につけることを目的とする。 授業はオンデマンドの2週を除いて対面で実施する.教材提供や資料の掲示,課題提出にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと.履修登録とは連動していないので,Loyola「授業掲示板」に掲出されたMoodle登録キーを使って,各自で別途登録が必要である.
目標
ディプロマ・ポリシーである「物理学および関連分野の発展に寄与し,専門知識を用いて人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる人材」となるために,物理学各分野に対する幅広い知見を得ることで,物理的視点から物事を理解するための方法論が身につけられる。
授業外の学習
必要に応じて事前に指定されたテキストや文献を読む。また,講義中に与えられるレポート課題に取り組む。予習およびレポート課題に要する時間は各々90分,100分とする。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス (以下は予定であり,独立している各テーマの順序が入れ替わることがあり得る。)(桑原)
- 原子核物理学入門(高柳)
- 光吸収・光電子分光で見る原子・分子の励起と電離(星野)
- スピン共鳴(後藤)
- クォークの発見(平野)
- 衝突実験のための電子ビームの発生(小田切)
- 身近な光学現象と光物理学(江馬)
- 超短パルスの光科学(欅田)
- 次世代電子デバイスに向けた新規機能性材料の開発(桑原)
- イオントラップ技術の歴史とその応用(岡田)
- マルチフェロイック物質の物性測定(黒江)
- 光触媒と人工光合成(坂間)
- 深層学習と物性物理(大槻)
- ミュオン粒子で超伝導のメカニズムを暴く(足立)
教科書
授業中に指示する
参考書
書籍情報はありません。