大学院演習IIA
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSCT4003
コース情報
担当教員: 鈴木 伸洋
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水6
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
研究活動への参加状況,研究進捗状況等で総合的に評価する。
詳細情報
概要
植物の環境ストレス応答に注目した自身の研究テーマに関する様々な文献を熟読し,このテーマと周辺のバックグラウンドに関する深い知識に加え,研究を進める上での重要なアプローチやまとめ方も学ぶ(カリキュラム・ポリシー2)。また,情報収集は英語の文献から行い,英語力の向上も目指す(カリキュラム・ポリシー3)。 受講生は,自身の研究計画及び進捗状況を他の受講生にも説明し,様々な意見を取り入れながら研究を遂行すること。
目標
以下の能力を身につけることを目的とする。 1. 自身の研究を進めるために必要な技術を習得すると同時に,得られたデータについて様々な論文の情報も踏まえ考察し,仮説を立てて,専門分野を深く掘り下げるためのアイデアを出す能力(ディプロマ・ポリシー2, 4)。 2. 新たにたてられた仮説を検証するアプローチを考え,生命科学における未知の分野を開拓する力(ディプロマ・ポリシー2)。 3. 最先端の研究に関する英語論文からの情報収集を行うための,国際社会で活躍できるレベルの英語力(ディプロマ・ポリシー3)。
授業外の学習
日常的な学習(論文読解等)及び実験の継続が求められる。また,同じ研究室に所属する学部学生に対する技術指導も必要に応じて随時行うこと。 指導教員から渡された書籍や文献を事前に読み,毎回の講義の内容についてきちんと理解する(60分)。また,講義後は学修した内容について見直し,わからなかった点などについて調査する(70分) 授業期間内に一度,文献の内容をまとめ発表を行うため,常時その準備をすること(60分)。
所要時間: 190分
スケジュール
- これまでの研究結果のディスカッション 1 (砂漠化した環境への植物の応答に関する研究)
- これまでの研究結果のディスカッション 2 (熱ストレスへの植物の応答に関する研究)
- 詳細な研究計画の立案 1 (砂漠化した環境への植物の応答に関する研究)
- 詳細な研究計画の立案 2 (熱ストレスへの植物の応答に関する研究)
- 学部学生の卒業論文の研究計画に関する考察及びアドバイス 1 (土壌ストレスに関する研究)
- 学部学生の卒業論文の研究計画に関する考察及びアドバイス 2 (温度ストレスに関する研究)
- 研究テーマに関連する英語論文紹介 1 (環境ストレスと転写因子に関する研究)
- 研究テーマに関連する英語論文紹介 2 (温度ストレスと生育段階に関する研究)
- 研究テーマに関連する英語論文紹介 3 (環境ストレスと植物ホルモンに関する研究)
- 研究テーマに関連する英語論文紹介 4 (温度ストレスとシグナルネットワークに関する研究)
- 進捗状況報告 1 (砂漠化した環境への植物の応答と転写因子に関する研究)
- 進捗状況報告 2 (熱ストレスへの植物の応答と生育段階に関する研究)
- 進捗状況報告 3 (砂漠化した環境への植物の応答と植物ホルモン関する研究)
- 進捗状況報告 4 (熱ストレスへの植物の応答とシグナルネットワーク関する研究)
教科書
必要に応じて資料を配布する。
参考書
書籍情報はありません。