大学院演習IIB
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSCT3954
コース情報
担当教員: 一柳 満久
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
研究活動への参加状況,研究進捗状況等で総合的に評価する.
詳細情報
概要
研究テーマを定め,指導教員の指導のもとに研究を⾏う.教員の指導を受けながら研究を遂⾏し,その成果について研究発表を⾏う.その過程を通して,機械⼯学領域のカリキュラム・ポリシーである「熱⼯学に関する専⾨知識を修得するとともに,研究の進め⽅,まとめ⽅,研究倫理などを学ぶこと」を⽬的とする.本科⽬は,各⾃に実験および演習を⾏って頂き,その結果についてプレゼンテーションおよびディスカッションする形式のアクティブ・ラーニングを取り⼊れている.
目標
研究の進捗状況を報告・議論し,より⾼いレベルの研究成果を挙げることを⽬標とする.このことは,機械⼯学領域のディプロマ・ポリシーである「専⾨知識を⾝につけ,新技術の開発や新分野の開拓をできる⼒」および「先⾏研究をふまえ,オリジナリティのある研究を遂⾏する⼒」の修得に貢献する.また,本科⽬は,学⽣⾃⾝の修⼠論⽂執筆に役⽴させるものである.
授業外の学習
毎回の授業ごとに,以下の学習(合計500分)を行うことが求められる. 予習:各人の研究テーマに沿った過去の論文を事前に読み,スライドに要点をまとめる.(100分) 実験または数値計算:各人の研究テーマに沿って,実験または数値計算を実施する.その結果をスライドにまとめる.(200分) 修士論文の執筆:修士論文の執筆に取り組む.予習で学んだ過去の論文を参考に,研究背景,過去の研究,研究目的,基礎事項を執筆する.実験や数値計算の進捗に応じて,実験結果,考察,結論を執筆する.(200分)
所要時間: 500分
スケジュール
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(1) 研究テーマを設定し,そのテーマおよび学生の能力に適したスケジュールを組む 実験または演習の準備を実施 ※以下の講義スケジュールは予定であり,授業の進捗状況により変更されることもある
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(2) 具体的な研究テーマの設定 実験または演習の準備を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(3) 研究背景,世界的な動向の調査 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(4) 関連する先行研究の調査 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(5) 先行研究の詳細な論文紹介 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(6) 先行研究と自分の目指す研究の相違点の議論 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(7) 研究準備段階の報告 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(8) 関連する論文の輪読1 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(9) 関連する論文の輪読2 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(10) 研究実施状況の報告 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(11) これまでに得られた研究成果について議論1 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(12) これまでに得られた研究成果について議論2 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(13) 問題点の整理と今後の方針の検討 実験または演習を実施
- 修士論文作成に向けた研究指導および参考文献輪読(14) 学期全体の研究成果のまとめ
教科書
指導教員の指示に従う
参考書
指導教員の指示に従う