大学院演習IIB

概要

指導教員の指導の下に指導教員の定めた研究テーマに取り組む。今年度の研究テーマの分野は主として医用超音波と磁場と光イメージングである。教員の指導を受けながら研究を遂行する。実験や信号処理(プログラミング)等を通じ,常に新しい技術や知見を得ることを心掛け,研究を発展させ,定期的に学会等で成果を発表する。研究室内では必要に応じて文献(論文記事等)を比較対象にしながら研究の進捗状況を定期的に報告する。情報学領域前期課程のカリキュラム・ポリシーの2にある,情報学および関連分野の発展に寄与して人間社会の発展や地球環境の保全に貢献できる力を涵養させるべく,「専門知識を修得させる」科目である。「特定のテーマについて研究を行い,このテーマと周辺について深い専門知識を得るとともに,研究の進め方,まとめ方,研究倫理等を学ばせる」科目である。

目標

・研究を遂行し,その成果を纏め,研究発表を行う。 ・研究過程を通じ,研究の進め方を習得すると共に,研究分野や研究テーマの造詣を深め,博士後期課程へ進学してさらに高度な研究に取り組んで行ける力を備える,若しくは,本分野の業界の第一線で研究開発を行っていけるレベルに達するべく,成果を得る。 ・関連する欧文記事を読める様になり,研究分野や研究テーマに精通する。 ・成果を学会等にて発表する。 ・情報学領域の博士前期課程のディプロマ・ポリシーの１にある「技術が人間社会や地球環境に与える影響等を多面的に捉える力」とポリシー２にある「理工学および関連分野において最先端で活躍できる専門知識と,新技術の開発や新分野を開拓できる力」を身に着ける。

授業外の学習

進捗状況を週１回報告できるように研究を進めること。また,発表の準備は十分に行うこと(30分)。 研究は授業時間外の自主的な取り組みがメインであり,指導教員の指示のもとで自発的に研究を行うこと(8時間/日)。前半の纏めと中間発表会と,後半の纏めと最終発表会と,学会発表との準備には十分に時間をかけること。 研究室,実験装置,PCは,毎日,使用できる。

所要時間: 8時間強/日。