化学ゼミナールIB

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSCH1102

コース情報

担当教員: 橋本 剛

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

50%

授業参加

20%

レポート

30%

その他

レポートは本人の発表に関わるものである。 上記の割合はあくまでも目安であり,出席率,授業への参加度等で総合的に評価する。

0%

詳細情報

概要

修士研究を行うにあたっては,これまでの講義で習得してきた様々な知識だけでは不十分である。これらの知識はあくまでも土台であり,その上に研究に関連したさらに高度な知識や最先端の研究に関する知見が必要となる。この化学ゼミナールIBは化学ゼミナールⅠAと同様に,カリキュラム・ポリシーの中の「特定のテーマについて研究を行い,このテーマと周辺について深い専門知識を得るとともに,研究の進め方,まとめ方,研究倫理などを学ぶ(CP2)」に位置付けられ,高度な知識や最先端の研究を,専門書籍や文献などを通して習得する。また,知識の習得が正しくできているかを,講義の中で発表会形式などを通して確認を行うと同時に,他の研究者とのコミュニケーション技術の基本を養う。

目標

ディプロマ・ポリシーのうち,「化学および伝統的学問体系に応じた関連分野において最先端で活躍できる専門知識を身につけるとともに,真理の探究および人類の発展や幸福に寄与する創造的な研究開発を行う力を養う(DP2)」を到達の主目標とする。具体的には以下の2点とする。 1)修士研究に関連した書籍や文献などを読むことによって,あるいは他の大学院生の文献紹介を聴講することによって,修士研究を行うにおいて必要となる様々な知識や技術を身につける。 2)発表などを通して科学者としてのコミュニケーション能力を身につける。

授業外の学習

自分が発表する回以外は,修士論文テーマに関係する書籍や文献を毎回1つ事前に読み,内容についてきちんと理解しておく(所要時間190分)。発表の1つ前あるいは発表する回はレジュメの準備も行う(所要時間:1回の発表つきに2週で380分)。その他,指導教員の指示に従うこと。

所要時間: 1回の授業につき190分程度.詳細は上記「授業時間外の学習」を参照のこと。

スケジュール

  1. 研究に関わる文献の紹介方法について説明する。
  2. 大学院生(D1)の文献紹介(1回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
  3. 他の大学院生(M1)の文献紹介(1回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
  4. 修士研究に関する文献の検索を行う。また,文献引用の方法を学ぶ。 文献紹介の発表準備
  5. 修士研究に関する文献紹介の発表(1回目):修士論文研究に関する研究背景について。
  6. 大学院生(D1)の文献紹介(2回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
  7. 他の大学院生(M1)の文献紹介(2回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
  8. 修士研究に関する文献調査及び紹介の発表準備
  9. 関連するテーマで研究している他の大学院生(M1)の文献紹介を聴講し, 質疑を行うことにより研究内容を理解する。
  10. 関連するテーマで研究している大学院生(D1)の文献紹介を聴講し, 質疑を行うことにより研究内容を理解する。
  11. 修士研究に関する文献紹介の発表(2回目):修士論文研究に必要な理論について。
  12. 学部生の文献紹介を聴講し,質疑応答を通じて研究理解を深める。 また,英語による質疑応答の練習を行う。
  13. 他の参加学生の文献紹介を聴講し,質疑応答を通じて研究理解を深める。 また,英語による質疑応答の練習を行う。
  14. 修士研究に関する文献紹介の発表(3回目):修士論文研究に必要な測定法について。

教科書

研究室で指定されたテキストを使用する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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