海洋生物学特論
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSBS7250
コース情報
担当教員: 安増 茂樹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 2Q集中
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
リアクションペーパー
20%
レポート
50%
その他
課題(レポート)または,リアクションペーパーと出席率で,評価する。
0%
詳細情報
概要
生命は,海から生じたと考えられている。実際,海には多様な生物が生息している。脊椎動物(魚類)まで海に生息する生物を通して進化学,発生学,生態学,生理学など分野横断的に海洋生物を理解する。
目標
3人講師は,魚類生理学(金子),深海生物(猿渡),魚類の浸透圧調節(兵藤)を専門とする。特に魚類の浸透圧調に焦点をあてて,専門分野を含めた幅広い知識の習得を目標とし,生物の多様性を理解する。
授業外の学習
授業終了後に復習を行い,講義内容の理解を深める(所要90分)。各先生より課されたレポート作成を行う(所要100分)
所要時間: 190分
スケジュール
- 海洋生物の海洋環境への適応の仕組み1(概論,兵藤 5回)
- 海洋生物の海洋環境への適応の仕組み2
- サケをはじめとする真骨魚類の体液調節のメカニズム
- 塩類細胞とイオンチャネル
- 河川を遡上するオオメジロザメの謎 サケやオオメジロザメのフィールド生物学
- (金子 5回) 海を探る。海洋調査船航海の紹介 浸透圧調節研究とその応用
- 真骨魚のイオン・浸透圧調節(1)
- 真骨魚のイオン・浸透圧調節(2)
- 真骨魚の内分泌と環境適応
- 魚に関する総論(水産資源と養殖)
- (猿渡 4回) 人と魚。水産資源とは?
- 食べられる深海魚 アオメエソ(メヒカリ)の生態
- チョウチンアンコウの繁殖生態
- 雑魚のオアシス,汽水湖涸沼など
教科書
適宜配布する。
参考書
書籍情報はありません。