細胞神経科学特論
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSBS7200
コース情報
担当教員: 新倉 貴子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
70%
詳細情報
概要
神経細胞はそのほとんどが生涯に渡って生存し情報の伝達処理の機能を果た す。その機能に何らかの異常を来すことが疾患に繋がる。本特論では,病態に おける神経系の変化を通して,記憶や学習といった神経系の活動や神経細胞の 生存維持を司る分子機構についての理解を深める。近年発表された研究論文を 活用して,分子,細胞,個体の各レベルにおける実験手法を理解するととも に,その結果の解釈,統合的な論理構築などを考える。受講者による発表に加 えて教員が補足説明を行うが,特に全員での議論に重点を置く。 この講義は生物科学領域のカリキュラムポリシーの2に相当する。
目標
細胞神経科学研究での基本的な研究方法を理解する。学術論文の全体の構成と 各データの位置づけを理解する。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回130 分程度)。 講義で使用する論文を読み,用語等について調べ,自分の理解を講義内で説明できるようにまとめる。不明な点は講義内で質問できるようにまとめる。 【復習】(所要時間:各回60 分程度)。 予習ノートや講義メモを利用し,自身の理解を再確認する。事前の疑問点が解消されたかを確認するとともに,追加の疑問については自身で調べてみる。
所要時間: 190分
スケジュール
- 講義の概説:授業の進め方・内容・演習等の説明を行う。 ※ 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの内容や回数は変更する ことがある。
- 論文1-1(序論)
- 論文1-2(方法と結果1)
- 論文1-3(方法と結果2)
- 論文1-4(結果と考察)
- 論文2-1(序論)
- 論文2-2(方法と結果1)
- 論文2-3(方法と結果2)
- 論文2-4(結果と考察)
- 論文3-1(序論)
- 論文3-2(方法と結果1)
- 論文3-3(方法と結果2)
- 論文3-4(結果と考察)
- 総括
教科書
使用しない。
参考書
書籍情報はありません。