バイオインフォマティクス
博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻
MSBS7120
コース情報
担当教員: 池尾 一穂
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期集中
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
40%
授業参加
30%
レポート
25%
小テスト等
5%
詳細情報
概要
ゲノムプロジェクトの進展に代表される大規模スクリーニング手法の発展により,生命科学の研究のスタイルが大きく変化してきている。現代の生命科学において,計算機を用いた情報科学手法は必須のものとなった。本講義では,生命科学分野におけるデータベースに代表される知識情報を利用するために必要な基礎知識とその基盤となる理論を理解することを目的にする。 ライフサイエンスにおいて,ゲノム解析や大規模配列データ及び遺伝子発現データなどのポストゲノム分野の研究に必須である生物情報科学に関する基礎理論と情報ツールの利用に関する知識を習得する。また,近年のNGSに代表される大規模データ解析の手法の紹介や医療や創薬への応用面についても紹介するの成果についても紹介する。
目標
生命科学研究に必要な基本的なデータベースを用いた検索ができるようになる。 まだ,必要なデータベース,ソフトウェアの基本原理を理解する。 ゲノムデータ関係の解析に関して,基礎を理解する。
授業外の学習
講義で紹介するデータベース,ソフトウェアについて,利用の習熟のため復習が必要である(所要190分)
所要時間: 190分以上
スケジュール
- 生命科学における情報
- バイオインフォマティックスとはなにか
- バイオデータベース紹介
- データベース利用法
- データベース検索に必要な基礎知識
- データ検索の実際
- 配列解析の基礎
- ゲノム配列比較の実際
- 遺伝子発現データ比較
- 比較分子進化学の基礎
- 遺伝子とゲノムの進化
- ゲノムから読み解く生物の進化
- ゲノムと医科学
- ゲノム研究の将来
教科書
講義の中で適宜紹介する
参考書
適宜紹介する