神経発生学特論

概要

動物の神経の働き,神経系の構造,およびその発生を講義する。まず,神経信号の基本的な仕組みから,脳の働き,脳の中で記憶が作られる仕組みを概説する。続いて,脊椎動物の神経系がどのように発生してくるのかを概説する。最後に,神経の病気である認知症について学ぶ。 生物科学領域のカリキュラムポリシーの２に相当する。

目標

脳の働き方,記憶の仕組み,神経細胞の発生,神経ネットワークの形成について,専門用語に慣れ,分子メカニズムを理解する。 生物科学領域のディプロマポリシーに掲げる「生命という未知の分野の開拓をできる力」を身に着ける。

授業外の学習

授業ではおおまかなアウトラインを説明する時間しかないので予習復習が必須である。予習:参考図書,ウェブサイトなどで授業に出てくる基本単語の意味を調べておく(所要時間90分)。復習:ムードルにある資料を読み直し,授業の内容を参考図書で確認するとともに関連する周辺知識を自習する(所要時間100分)。

所要時間: 190分