高分子合成特論

博士前期課程理工学研究科 - 理工学専攻

MSAC7020

コース情報

担当教員: 竹岡 裕子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

30%

リアクションペーパー

20%

授業内期末試験

授業期間中

50%

詳細情報

概要

本講義では,高分子の合成反応について,一般的な重合法である逐次重合と連鎖重合の各論と,近年,高分子の分野で注目を集めている分子量や構造を精緻に制御する合成法であるリビング重合法の各論の講義を行う。将来,最先端の材料分野で活躍できる専門知識を身につけることを目標に,高度に制御された高分子や複合材料の機能性とそれを活かした材料開発についても講義する。 応用化学領域カリキュラムポリシーの項目2に該当し,特に高分子化学の専門知識を身につける。

目標

応用化学領域のDP2に対応して, ・多種多様な高分子の合成法の原理や機構を学び,各合成法の利点と諸問題を理解する。 ・各合成手法の特徴を理解したうえで,自分が合成したいと思う高分子を得るためにはどのような合成手法,手順を選択すればよいのか,材料開発の考え方と応用力を身につける。

授業外の学習

講義スケジュールに従い,事前に予習を行う(90分)。次の講義内容が理解しやすくなるように復習を行う。講義後,理解が不十分であった部分については,自ら本などを調べ,内容をまとめることで,授業内容の定着につとめる(100分)。

所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上

スケジュール

  1. 高分子材料とは
  2. 連鎖重合(ラジカル重合)
  3. 連鎖重合(ラジカル重合)
  4. 連鎖重合(イオン重合)
  5. 重合反応の制御(リビングラジカル重合)
  6. 重合反応の制御(リビングラジカル重合)
  7. 重合反応の制御(リビングイオン重合)
  8. 逐次重合(重縮合)
  9. 重合反応の制御(触媒移動型縮合重合)
  10. 重合反応の制御(高分子反応)
  11. 光機能性材料
  12. 酵素,微生物を利用した重合
  13. 高分子の分解反応
  14. 期末テスト

教科書

教科書は指定せず,必要に応じて資料を配布する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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