哲学総合演習A
博士前期課程文学研究科 - 哲学専攻
MPPH1331
コース情報
担当教員: 鈴木 伸国
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金5
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
80%
その他
発表や質疑による貢献を総合的に評価する。
0%
詳細情報
概要
・受講者各自の研究課題(成果,途中経過,計画,レビュー)を順次口頭発表し(20-30分),多方面からの質疑と,教員の助言を通じて,哲学的表現を磨き上げるための演習。毎回複数の教員が臨席する。 ・博士前期課程一年次の必修科目であるが,二年次以降の重複受講者も歓迎,選択科目に認定する。内容の詳細と日程に関しては開講時に指示するから,受講者は初回の授業に必ず出席すること。 ・卒業生の研究者など,外部からゲストを招く回もある。 ・春学期は主として新入生に,卒論の内容をもとに自分の研究の方向を報告してもらう。 ・授業の一部を英語で行なう回もある。
目標
(1)幅広い問題関心,(2)柔軟な哲学的思考,(3)明快で過不足ない日本語表現を鍛え上げていく。
授業外の学習
発表者と特定質問者の打合せ。
所要時間: 190分(予習90分,復習100分)
スケジュール
- 授業内容の紹介と,打ち合わせ
- 哲学の研究発表についての総論--よい発表,よい討議とは何か。
- ゲスト・スピーカー(上級生,卒業生)による発表と討論(1)古代哲学
- ゲスト・スピーカー(上級生,卒業生)による発表と討論(2)近代哲学
- ゲスト・スピーカー(上級生,卒業生)による発表と討論(3)現代思想
- 受講者各自の発表と特定質問(1)古代哲学(アリストテレス)
- 受講者各自の発表と特定質問(2)近世哲学(カント)
- 受講者各自の発表と特定質問(3)応用倫理学(生命倫理・公共哲学)
- 受講者各自の発表と特定質問(4)東洋思想史(西洋哲学の移入と近代化論)
- 受講者各自の発表と特定質問(5)宗教哲学
- 受講者各自の発表と特定質問(6)中世哲学(トマス・アクィナス)
- 受講者各自の発表と特定質問(7)現代思想(現象学・解釈学)
- 受講者各自の発表と特定質問(8)科学哲学
- まとめの会(受講者の人数や都合により発表の順番は前後する可能性あり)
- 正規の授業時間以外に,上智哲学会を初め,学外の学会に出席して,学術的な討論の仕方を学ぶこと。
教科書
特定のテキストは使用しない
参考書
書籍情報はありません。