国際法研究 IV
博士前期課程法学研究科
MLLW7530
コース情報
担当教員: 堀口 健夫
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
30%
レポート
40%
その他
無断欠席は厳禁である。
0%
詳細情報
概要
国際司法裁判所や国際海洋法裁判所の判決や勧告的意見等を検討する。具体的に扱う事件は,出席者の問題関心等も考慮して決めるが,できるだけ近年のものを扱う予定である。判例評釈等も適宜検討する。 少人数の演習形式であり,参加者は毎回割り当てられた資料を丹念に読み込んだうえで,出席が求められる。個別に報告者を割り当てるかどうかは,参加人数もふまえて決めることとする。
目標
1.国際司法裁判所等の判決や勧告的意見等の論理構成を的確に理解するとともに,それらが国際紛争の解決や国際法の発展に与える意義について考える力を養うこと。 2.判決・意見等で扱われている国際法上の論点について理解を深めること。
授業外の学習
毎回割当られる判決文や判例評釈等に予め目を通し,内容や疑問点等について自分なりに整理したうえで授業に臨むこと。また授業後は,なお残された疑問点や課題について自分なりに検討を行うこと。授業時の議論や理解度をふまえ,教員から具体的な予習・復習課題を提示することもありうる。
所要時間: 1回につき190分を目安とする。
スケジュール
- イントロダクション 授業の概要・進め方等の確認も含む
- 第1事例(1):経緯・事実
- 第1事例(2):裁判所の判断1
- 第1事例(3):裁判所の判断2
- 第2事例(1):経緯・事実
- 第2事例(2):裁判所の判断1
- 第2事例(3):裁判所の判断2
- 第3事例(1):経緯・事実
- 第3事例(2):裁判所の判断1
- 第3事例(3):裁判所の判断2
- 第4事例(1):経緯・事実
- 第4事例(2):裁判所の判断1
- 第4事例(3):裁判所の判断2
- 総括
教科書
判決文等は国際司法裁判所や国際海洋法裁判所のサイトから入手すること。
参考書
書籍情報はありません。