商法研究 II
博士前期課程法学研究科
MLLW7360
コース情報
担当教員: 土田 亮
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
30%
レポート
60%
その他
レポートは,各回の授業における課題・宿題をきちんと行ったことの確認をもって替える場合がある。
0%
詳細情報
概要
履修者がわずかであることが想定されるため,以下の履修内容は暫定のものである。テーマや詳細は,履修者と相談のうえで最終的に決定される。 以下では,仮の履修案として,会社訴訟を挙げる
目標
会社訴訟について,会社法の実体法としての側面と,手続法としての側面を学習し,「民事手続法の特則」としての会社法を理解する。
授業外の学習
学生は,指示された文献を事前に購読し,割り当てられた裁判例については判例研究を事前に行うこと。
所要時間: 予習100分 復習90分
スケジュール
- 株主総会決議取消の訴え(1) 原告適格
- 株主総会決議取消の訴え(2) 訴えの利益の帰趨(1) 瑕疵の連鎖
- 株主総会決議取消の訴え(3) 訴えの利益の帰趨(3) 各種無効の訴えとの関係
- 株主総会決議無効・不存在確認の訴え
- 役員等解任の訴え
- 新株発行等無効の訴え(1) 無効事由の整理
- 新株発行等無効の訴え(2)
- 各種差止め請求
- 株主代表訴訟(1) 構造と法理
- 株主代表訴訟(2) 追及できる責任の範囲
- 株主代表訴訟(3) 濫訴防止策
- 株主代表訴訟(4) 補助参加,和解,詐害再審
- 株主代表訴訟(5) 多重株主代表訴訟
- まとめ
教科書
現時点ではテキストを特に指定せず,必要な資料をそのときどきに示すことにする。
参考書
書籍情報はありません。