民法研究 VII
博士前期課程法学研究科
MLLW7310
コース情報
担当教員: 善塔 章夫
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
その他
授業参加(100点)の内訳は,次のとおりとする。第1に,報告テーマについての問題設定,資料収集,その分析等レジュメ完成までの取り組み,当日の口頭発表,当日の議論のなかでの応答など報告と報告に向けた取り組み(50点)。第2に,他の報告者の議論への参加,その積極性,発言の内容など自らが報告者ではない状況における議論への参加(50点)。なお,欠席,遅刻,提出期限徒過等については,その重大さ,深刻さの程度に応じて上記の合計点から減点する。
詳細情報
概要
このコースでは,民法と労働法にかかわる諸問題を扱います。授業回ごとに,受講者のうちのひとりに判例や学術論文等を割り当てます。各回のはじめに担当者に簡単な報告をしてもらい,それを踏まえて,全員でディスカッションしながら問題を検討します。 各回で具体的にどのような内容を扱うかについては,受講者の希望も伺いつつ,教員が決定します。 この民法研究の受講を希望する場合には,初回の1週間前までに,(1) 申込者の研究上の関心事項,(2) この民法研究のコースで学習したいテーマや学習したい具体的な内容について,教員宛てにメールをお送りください。担当教員のメールアドレスは,Loyolaの『オフィスアワー(学部)』に掲載されています。叙上のテーマに関心を有する者であるかぎり,民法以外の分野を専攻する学生の受講も歓迎します。 なお,この授業の履修者はごく少数と想定されるため,実際に授業の履修を決めた者の興味関心を踏まえ,授業の内容や実施計画については変更することもありえます。授業の内容や実施計画の変更は,受講者とも相談しつつ,教員が決定します。
目標
(1) 検討課題とされた文献の内容を読み解き,既存の議論の構造を整理・分析して文章に言語化できること (2) 上記(1)を通じて,他の文献を読み解き,これまでの議論を整理・分析する能力を身につけること (3) 刻々と変化する議論状況に合わせて発言し,ディスカッションに貢献できること
授業外の学習
詳しい段取りは初回に案内しますが,概ね以下の通りです。 (1) 報告者は,あらかじめ割り振られた文献を読み,報告の1週間前までにレジュメを完成させ,提出する。 (2) 報告者以外の参加者も,あらかじめ文献を読む。報告日の数日前にはレジュメが配布されることとなるため,参加者は,あらかじめそれも読んでおく。取り扱われる文献の性質やレジュメの内容により,適宜,主要な参考文献をフォローするなどの追加的な予習を行う。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス,イントロダクション,報告分担の割り振りなど
- 個別報告とディスカッション (1)
- 個別報告とディスカッション (2)
- 個別報告とディスカッション (3)
- 個別報告とディスカッション (4)
- 個別報告とディスカッション (5)
- 個別報告とディスカッション (6)
- 個別報告とディスカッション (7)
- 個別報告とディスカッション (8)
- 個別報告とディスカッション (9)
- 個別報告とディスカッション (10)
- 個別報告とディスカッション (11)
- 個別報告とディスカッション (12)
- 個別報告とディスカッション (13)
教科書
取り上げられる報告テーマ,検討課題の内容等に応じて,必要があれば都度案内します。
参考書
書籍情報はありません。