民法研究 V
博士前期課程法学研究科
MLLW7290
コース情報
担当教員: 溝渕 将章
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
80%
その他
・授業参加には,①自らの報告の出来具合(60%),および②毎回の討論への参加度合い(20%)が含まれる。
60%
詳細情報
概要
民法判例について,判例集掲載の判決を受講生が自ら調査し,授業にて報告する。その後,受講生全員および担当教員が当該判決について討論し,理解を深める。各授業で一件の判決を扱う。特に本講義では,民法総則または物権法・担保物権法に関する判決を,検討対象とすることを予定している。 なお,扱う判例は,民法総則または物権法・担保物権法からのものを中心とするが,受講生の希望に応じて柔軟に対応する。受講生が自ら希望する判決があれば,その希望を尊重する。とくに希望がなければ,担当教員が指定する。
目標
① 民事判決を読みこなし,これを自ら説明・報告する能力を身につける。 ② 民事判決を素材として,他の受講生との間で討議を行う能力を身につける。
授業外の学習
・各講義に先立ち,その日扱う判決を,事前に精読しておくこと。 ・講義後は,その日扱った判決の論点について,自ら整理をするとともに,関連文献にもあたり,理解をふかめておくことが求められる。
所要時間: 授業1回当たり190分以上
スケジュール
- ガイダンス(講義の進め方,報告担当の割り振り,成績評価の説明,文献調査の方法など)
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 報告と質疑応答・検討
- 全体のまとめ
教科書
報告準備等に有用な文献として,参考書1がある。また,その他のものについては,初回の授業にて案内する。
参考書
『民法判例百選Ⅰ 総則・物権 第9版』
著者: 潮見佳男・ 道垣内弘人編
出版社: 有斐閣 2023年