民法研究 I

博士前期課程法学研究科

MLLW7250

コース情報

担当教員: 小山 泰史

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

40%

レポート

40%

詳細情報

概要

2020年4月頃より,法制審議会担保法制部会は,民法の動産・債権担保法制について改正の議論を行なっている。この授業では,その審議過程の資料と,審議会開始以前の論点整理のたえの「研究会」の議論を参照しつつ,議論の過程を追っていくことを内容とする。もっとも,前提として,従来の判例法理の理解が前提となるため,春学期はまず従来の判例の検討を行った上,担保法制部会の資料を検討していくこととしたい。 なお,秋学期の民法研究Ⅱでも,同様の検討を行う予定である。 授業資料の配布はMoodleを使用する。

目標

日本の動産・債権担保法制について,従来の議論(判例・学説)を整理して説明することができ,その上で動産・債権担保法制の議論の概要について説明することができる。

授業外の学習

法制審議会の資料は膨大であるので,予習は必須である。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 第1回授業 動産譲渡担保に関する判例の検討(1)
  2. 第2回授業 動産譲渡担保に関する判例の検討(2)
  3. 第3回授業 動産譲渡担保に関する判例の検討(3)
  4. 第4回授業 債権譲渡担保に関する判例の検討(1)
  5. 第5回授業 債権譲渡担保に関する判例の検討(2)
  6. 第6回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(1)
  7. 第7回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(2)
  8. 第8回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(3)
  9. 第9回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(4)
  10. 第10回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(5)
  11. 第11回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(6)
  12. 第12回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(7)
  13. 第13回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(8)
  14. 第14回授業 法制審議会担保法制部会の審議資料の検討(9)

教科書

Moodleを利用して資料を配布するか,直接関連のWebページから資料を入手されたい。 なお,受講を予定する学生は,予め法学部事務室まで法学部事務室宛のメールで連絡されたい。

    参考書

    書籍情報はありません。

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