憲法研究 VI
博士前期課程法学研究科
MLLW7140
コース情報
担当教員: 阿部 和文
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
50%
授業参加
50%
詳細情報
概要
「憲法研究 V」のシラバスに示したA・Bの内容のうち,春学期に選択されなかった方を内容とする。(すなわち,[A]日本国憲法下の古典的な学説(例:清宮四郎,宮沢俊義,小島和司,芦部信喜),または,[B]赤坂幸一・大河内美紀・宍戸常寿・西村裕一・林知更・山本龍彦(編著)『日本国憲法のアイデンティティ』(有斐閣,2023),のいずれかである。)
目標
日本国憲法に関する教科書的な知識を超えて,日本国憲法の標準的な解釈論がいかなる知的地層の上に成り立っているのかを歴史的に理解し,または,日本国憲法と日本の歴史・社会がいかに関係しているのか,最新の議論を理解すること,が本演習の到達目標となる。
授業外の学習
報告担当者は,毎回指定される論文,または章を精読の上,関係する文献も調査しながら,その内容および私見についてレジュメを作成し,当日に備えること。 それ以外の履修者は,当該論文または章を精読し,報告担当者の報告について討論ができるよう,準備を行うこと。
所要時間: 200分
スケジュール
- ガイダンスおよびイントロダクション(取り上げる素材,具体的な報告の順番の決定等)
- 文献の講読・討論①
- 文献の講読・討論②
- 文献の講読・討論③
- 文献の講読・討論④
- 文献の講読・討論⑤
- 文献の講読・討論⑥
- 文献の講読・討論⑦
- 文献の講読・討論⑧
- 文献の講読・討論⑨
- 文献の講読・討論⑩
- 文献の講読・討論⑪
- 文献の講読・討論⑫
- 全体討論(第2回~第13回の報告を踏まえて)
教科書
特定の図書を教科書として指定することはないが,学部時代に使用した憲法教科書があればそれを用意し,もしそれが見つからなければ,定評のある教科書を一冊用意しておくこと。
参考書
参考文献については,各回の授業で紹介する。