憲法研究 I

博士前期課程法学研究科

MLLW7100

コース情報

担当教員: 上田 健介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木3

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

80%

詳細情報

概要

デジタル社会の急激な進展をめぐる法的問題を検討することを通じて,日本法,憲法に含まれる課題を発見し,各自の研究活動との関係でも知見を拡げるとともに,文献の読解,要約,議論といった研究活動の基礎的能力を涵養する。

目標

デジタル社会の急激な進展をめぐる法的問題の存在を理解し,これらの問題に関して,日本法,憲法に含まれる課題を発見し,その解決の手がかりについて自身の見解を示すことができる。同時に,文献の読解,要約,議論といった研究活動の基礎的能力を身に着ける。

授業外の学習

文献に対する報告を分担して行ってもらうので,報告担当者はその準備を行い,それ以外の者は文献を読み疑問点等をまとめてくる。授業後は,授業中の議論・検討の結果について,十分な復習を行う。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. イントロダクション:担当者の決定
  2. 文献の講読・検討(1)
  3. 文献の講読・検討(2)
  4. 文献の講読・検討(3)
  5. 文献の講読・検討(4)
  6. 文献の講読・検討(5)
  7. 文献の講読・検討(6)
  8. 文献の講読・検討(7)
  9. 文献の講読・検討(8)
  10. 文献の講読・検討(9)
  11. 文献の講読・検討(10)
  12. 文献の講読・検討(11)
  13. 文献の講読・検討(12)
  14. まとめ

教科書

以下の書籍,論文を候補に掲げるが,やや古いものもあり,これに縛られるものではない。参加者の希望を最大限尊重する。 ・山本龍彦編『AIと憲法』(日本経済新聞社,2018年) ・谷口将紀=宍戸常寿編『デジタル・デモクラシーがやってくる』(中央公論新社,2020年) ・宇佐美誠編『AIで変わる法と社会』(岩波書店,2020年) ・日本弁護士連合会篇『日本のデジタル社会と法規制』(花伝社,2023年) ・連載「新技術と法の未来」ジュリスト1568号~1579号(2022年) ・特集「テクノロジーと法理論」有斐閣Online特集(2023年) ・特集「デジタル放送空間における放送と放送法制」ジュリスト1574号(2022年) ・連載「デジタル・プラットフォームビジネスの最前線」法律時報2021年5月号~2022年10月号

    参考書

    書籍情報はありません。

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