医療ソーシャルワーク研究 II

博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会福祉学専攻

MHSV7260

コース情報

担当教員: 髙山 惠理子

単位数: 1

年度: 2024

学期: 4クォーター

曜限: 月6

形式: 対面授業

レベル: 600

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

25%

リアクションペーパー

25%

レポート

50%

その他

本講義は認定社会福祉士指定科目である。認定社会福祉士科目としての適用を受けることを希望する場合は,予め連絡すること([email protected]) その関係で,セッションを8回持つ設定しているが,認定社会福祉士の指定科目として受講している学生以外は,第8回の講義への出席は任意である。 ・なお,第8回セッションの時限は補講日程に実施する。

0%

詳細情報

概要

ソーシャルワーカーとしての的確な支援の展開に必要な知識とスキルを実践モデルに即したアセスメント・実践の観点から身につける。具体的には,生態学的モデルを題材にし,同モデルに関する理解を深め,病を持つ人・家族に対する直接支援,チームアプローチに関する知識とスキルの理解し,実践事例の検討・演習を行う。講義を通じて,実践理論と実践との関連性について,考察を深めることを期待する。 講義は,関連論文の講読およびグループ討議,実践事例分析,ロールプレイを中心にすすめる。 なお,本講義は認定社会福祉士の医療分野科目「理論・アプローチ別科目」として認証されている。

目標

病を持つ人・家族を対象として,生態学的モデルに基づいたアセスメントに基づき,支援(ソーシャルワーク)を実践できるようになることを目標とする。

授業外の学習

【予習】 ・指定した文献を読む(90分) 【復習】 ・講義後参考資料を使って復習したうえ,リアクションペーパーを提出する。(50分) ・発表資料の作成,レポート準備を行う(50分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション:病を持つ人・家族の支援(ソーシャルワーク)とは。 事例の記載方法
  2. 病を持つ人・家族と取り巻く環境の理解
  3. 生態学モデルの成り立ち・起源について
  4. 生態学モデルの概念について(文献講読と討議)
  5. 生態学モデルにおける病を持つ人・家族への支援の方法について(文献講読と討議)
  6. 生態学モデルにおける病を持つ人・家族への支援の方法について(直接支援とチームアプローチ・文献講読と討議)
  7. 生態学モデルにおける病を持つ人・家族への支援の方法について(直接支援とチームアプローチ・事例分析と演習)
  8. まとめ(レポート報告) *認定社会福祉士認証科目として受講している学生以外は,出席は任意。

教科書

下記テキストを使用します。図書館等で入手してください。

  • ソーシャルワーク実践と生活モデル(上・下)

    著者: Germain,C., Gitterman,A.

    出版社: ふくろう出版・2008

参考書

  • Social Work Practice in Health Care

    著者: Germain,C. & Gitterman, A.

    出版社: Free Press

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